こんばんは。現役介護員&介護福祉ライターのさがらゆみこです。いつも読んでくださってありがとうございます。
母が亡くなって1年と2か月。明日は月命日です。今日父に電話をしたら、珍しくそのことを忘れていました。父にとってはそれがショックだったようで、、「最近物忘れがひどくなった。認知症になったのかなあ?」と不安な気持ちを訴えていました。
話を聞いている限りそんなに心配はないと思ったのですが、念のため、今度一緒に病院に行って認知症の検査を受けることにしました(実は去年も検査を受けています)
というわけで今日は、老化による物忘れと認知症の違いについて書いてみます。
・老化による物忘れ
体験したことの一部を忘れる。本人に物忘れをしている自覚がある。忘れてしまったことを思い出そうとする。日常生活に支障はない。
・認知症
体験したことの全体を忘れる。物忘れをしている自覚がない。日常生活に支障をきたすようになる
例えば、「今日食べたお昼ご飯がなんだったか思い出せない」という訴えの場合は老化による物忘れ、「今日お昼ご飯を食べたことを忘れている」という訴えだと認知症による物忘れと言えます。
私の職場にも認知症の利用者さんがたくさんいらっしゃいます。症状の現れ方も人それぞれで、接し方も1人1人違ってきます。これからますます増えていくであろう認知症。父のためにももっと詳しく勉強していこうと思います。
明日からしばらくの間、認知症に関する記事を書いていきますね。
なお、今日のブログはこちらの本を参考にしました