こんばんは。現役介護員&介護福祉ライターのさがらゆみこです。いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

今日は、NHKのニュースサイトで見つけた記事をシェアさせていただきます。

 

 

タイトル通り、この記事の男性は9歳で祖母と実母の介護を始めました。実父は幼いころに亡くなっており、実母と祖母の3人ぐらしだったとのこと。

 

小学校、中学校、定時制高校に通いながらもたった1人で2人の介護をしていたそうです。ヘルパーや訪問看護師などの支援が初めて入ったのは、男性が高校を卒業してから。その時にアルバイトをしていたことが、唯一家族以外の人と関われる時間。でもそれも6年ほどで終わりました。

 

祖母が亡くなった後も、母を介護する生活が10年続き、この男性は約30年間介護生活を続けていたとのです。

 

 

この記事を読んで衝撃を受けました。

 

家族の介護や身の回りの世話を担う18歳未満の子ども・ヤングケアラーと呼ばれる人の存在は知っていたけど、ここまでリアルなエピソードを目にするのは初めてです。

 

 

 

 

介護に携わるものとして、もっと現実を知る必要があると感じました。いきなり当事者の話を聞くことは難しいと思うので、まずこの2冊を読んで学んでみます。