こんばんは。現役介護員&介護福祉ライターのさがらゆみこです。いつも読んでくださってありがとうございます。

     

今日は1月26日。1月20日に大寒を迎えたので、暦の上では今が一番寒い時期です。私の住む北海道も、毎日寒いです。

 

寒い季節、特に注意が必要なのがトイレとお風呂です。

 

突然ですが、ヒートショックという言葉を聞いたことがありますか?ヒートショックとは、部屋の温度差によって血圧が急激に変化することを言います。

 

人間の体は、寒いと血管が収縮し、その結果血圧があがります。血圧が急に上がると、脳卒中や心臓発作を引き起こす危険があります。最悪の場合は命に関わります。

 

 

寒くても、部屋の中は暖房が効いていてあたたかいです。だけど、浴室や脱衣場は寒いことが多いので、温度差が生じやすくなります。なので、浴室や脱衣場をあたためておいて、部屋との温度差を少なくすることが大切です。

 

 

また、トイレも同じような危険が潜んでいます。特に高齢者の方は、夜トイレに行くことが多いです。家によっては、寝室からトイレまでの移動の際、急な温度差が生じます。それに加えて排便時のりきみは血圧を上げる原因にもなります。これらのことが重なって、ヒートショックによる体調不良が生じる危険性があるのです。

 

私の祖父は、12月の寒い時期に亡くなりました。散歩に行ったところ心臓発作を起こして亡くなったそうです。これもある意味ヒートショックだなあとブログを書いて思い出しました。

 

お風呂やトイレなど、身近な場所で命を落とすことがないように注意しないといけないですね。