こんばんは。yumikoです。いつも読んでくださってありがとうございます。
今日は久しぶりによく晴れました。その上結構暑かったです。そうなると心配なのは、離れて暮らす父のこと。いつも通り、夕方電話をして体調を確認しました。暑かったけど、ちゃんと水やお茶を飲んでたから大丈夫との答えが返ってきたので、まずは安心しました。
そしてそこから、「最近薬を飲んだり、つばを飲むだけでもむせる」という話題になりました。
そこで今日は、「むせること」と「誤嚥(ごえん)」について書いてみます。むせることは、食べ物や水分が肺に入るのを防ぐための大事な反射です。人間は年を取ると飲み込む力が低下します。そのため、本当なら食道に入る食べ物や水分が気管に入ることもあります。これが誤嚥です。誤嚥により食べ物が気管から肺に入ると、肺に細菌が入り込み、肺炎を引き起こす原因になります。これが誤嚥性肺炎と呼ばれるものです。
むせること自体は誤嚥を予防する自然な反射ですが、よくむせるというのは、それだけ食べ物や水分が気管を通りかけているということ。つまり誤嚥のリスクが高いと言えます。
むせる原因の1つが水分不足です。水分が減るとだ液の量や口を動かす回数も減ります。また、意識レベルが低下して、ぼんやりとした状態になります。これらのことが重なって、誤嚥のリスクが高くなるのです。
なので、特に高齢者にとっては、水分をとることがとても大切です。私の職場のデイサービスでも、到着時・お風呂上がり・昼食時・ゲームの途中・おやつの時など、折を見て水やお茶をすすめています。トイレが近くなるからと水分を控える人もいますが、体にはよくありません。厳密な水分制限のある人は別ですが、高齢者の場合1日1500ml程度は必要です。
ただし、コーヒーや緑茶などカフェインが含まれているものは、尿量を増やすもとになるので飲みすぎには充分気を付けてください。
と言いつつ、1日3回コーヒーを飲んでいる私でした。自分の書いた文章を読んで、頭が痛くなったのはここだけの話ですm(__)m。