本を読んだその日が講演会だったので、楽しみでした。マイミさんはとても明るくエネルギッシュでお話もすごく分かりやすく、生きていくうえで大切なことをたくさん伝えてくださいました。
その中でも時間を割いて話されていたのが、ネガティブを変換する5原則です。
1:言葉を変える。でも感情を抑え込むのはだめ。ネガティブにふたをしたらポジティブチェンジ自体出来なくなるから。ネガティブを認めた上で最後にポジティブ言葉を使う
2:姿勢を変える。気分が落ち込んでいる人はたいてい猫背になっている。猫背だと呼吸が浅くなり、氣の巡りも悪くなる。背筋を伸ばして姿勢を正すだけでOK。背中を丸めてから伸ばす猫のポーズもおススメ。
3:行動にフォーカスする。ネガティブ思考がループしたら、「さて、何をしようかな」と声に出して動いてみる。思考を変えるためには体を動かす。そうすると脳が行動にシフトして、思考が解放される。
4:フォーカスを「周りの人」に変える。これもまずはいったん落ち込んでいる自分を認めてることが大前提。しっかり落ち込んで気持ちを切り替えてから、自分ではなく「周りの人」に意識を向ける。
5:捉え方を変える。たとえば夫婦喧嘩などのトラブルの際、自分の気持ちと、自分が推測した「相手の気持ち」をふせんに書いて紙に貼る。それを神様目線で見てみる。そうすると物事や感情にいい、悪いがないことが分かる。
そしてこれらの行動をちゃんとやろうと思わないこと。ちゃんとやろうという気持ちがあると人は動けないし動かない。なので1つでもいいから行動してみることが大事。
他に印象に残ったフレーズを紹介します。
・他人の機嫌までとろうとしない。他人のイライラは他人の勝手。まずは自分の機嫌をとる。
・気持ちが落ちているときは、とにかく全部出してみる。それが俯瞰で見ることの入り口。
・自己肯定感を上げることは、「ダメな自分でもOK」ということ。自分がダメだと思っているけど周りから見たらOKということもある。
・自信がないまま前に進め。
・苦手な人と接するときは役者になる。
・自分を大事にできていない人は、一見優しそうだけど他の人にある種の迷惑をかけている。
この講演会で一番嬉しかったのは、ネガティブを否定しないいう言葉です。気分が落ちた時は行動にフォーカスするというのも、すごい納得できました。いつも「仕事に行きたくない」と思いながら、実際忙しい時はそんな気持ちが吹っ飛んで、気が付けば1日終わってスッキリしていたからです。
相変わらず仕事は忙しく人間関係はきつい職場ですが、マイミさんが教えてくれたことを1つでも実践してみて、仕事を楽しくできればいいなあと思いました。マイミさん、渡邊先生、ありがとうございました。