こんばんは。yumikoです。いつも読んでいただいてありがとうございます。
今日は父の日ですね。
いつもの実家への電話の時、「父の日おめでとう、いつもありがとう」と伝えてみました。いつも通り父は元気で、今日は洗濯をしてから買い物に行ったそうです。買ったのは食料品のほかに、仏壇に供えるお花とお菓子。花が好きだった母のために、父はいつも仏壇に花を飾っています。
仕事をしていた時は、いつも厳しい顔をしていて怖い印象だった父。でも帰りが遅くて私たち姉妹とゆっくり話せない分、交換日記をしてくれてたというやさしい一面もありました。今思うと、あれは誰が言い出したのだろうと疑問です。父本人?それとも母?
厳しく頑固、職人肌だった父も年をとるごとに徐々に人間が丸くなり、今では少しお茶目な人になってきました。
そんな父のお茶目な言動は私にとっての重要な場面でも炸裂しました。約10年前、私が発達障害と診断されたその日のことです。
精神科医の先生から障害に関する特徴など色々な説明を受けた後、診断書が交付されました。病院を出てからお昼ご飯を食べに行くために夫の車で少しの間ドライブ。その車内で父は何気なく言いました。
「さっき言ってた色々な特徴な。あれ俺もだいたいあてはまるぞ」
しかもその発言の時の父の声と表情はどこか明るかったのです。
聞いた私はかなりびっくりしました。お、お父さん( ゚Д゚)?。
私に障害があるらしいと事前に聞いていたとは思うのですが、実際に診断された場面を見て、父はショックを受けただろうと私は思いました。そんな父のまさかのリアクション。障害を否定されなくて嬉しかった反面、その発言はかなり衝撃的でした。父が今でもその発言を覚えているかは分かりません。でも夫と私の中では今でも語り草になっています。
今思えば、少しでも娘が傷つかないようにという、父親なりのやさしさだったのかもしれないですね。ちょっと分かりにくいですが。
頑固だけど優しく、ちょっとお茶目な父。1人暮らしになって色々大変だと思うけれど、これからも出来るだけ元気で長生きしてくれたら娘としてはうれしいです。