こんばんは。yumikoです。 いつも読んでくださってありがとうございます。
以前このブログで、今回の実家帰省の目的の1つが住宅改修に関する相談であることに加え、介護保険制度を使った住宅改修の流れを書きました。
介護保険制度の住宅改修を使うためには、工事を依頼して領収書を出すだけでは不十分で、工事前後の写真を撮ってもらったり、申請書を出したり色々作業があります。 それらの作業をケアマネージャーさんにお願いする関係もあり、地域包括支援センターのケアマネージャーさんと改修業者さんに来ていただきました。
しかし、今回は介護保険を使わず自費での改修となりました。なぜか?。理由はこの一文に隠れています。
実を言うと父は、「いつも使っている階段だからまだ大丈夫だよ」と言って改修には若干消極的です。でも私はずっと心配でした。今も心配です。
そう、父は消極的だったのに私が心配のあまり先走ったことが原因です。
簡単に「これくらいの工事で、工事代金はこれくらいかかります」で終わると思ったのに、その場ですぐ見積もりが出ないことや、介護保険を使うと色々手続きが出てくることに対して、父が怒ってしまったのです。
「そもそも私(父)は、今すぐやらなくてもいいと思っていたけど、娘や周りの人に勧められたから改修をしようと思ったんです。でもすぐ見積もりが出ない上に、そんな面倒な手続きがあるなら私は承知しません」と業者さんに言ってしまいました。
色々話し合った末今回は自費で行うこととなり、2日後無事に改修は行われました。父も改修後は「階段いい感じだよ」と喜んでくれました。
今回は反省することしきりです。まだ大丈夫という父の言葉を信じ切れず完全に先走った私。結果として目的は果たせたけど、改修業者さんにも地域包括支援センターの方にも嫌な思いをさせてしまいましたし、何より父のプライドを傷つけてしまいました。謝ったら許してくれたし、父も私に「〇〇の顔に泥を塗ったみたいでごめん」と言ってくれました。だけど、何とも後味の悪い住宅改修になりました。今も落ち込んでる私です。
みなさんはこんなことにならないように、介護の際は1人で抱え込んだり突っ走ったりしないで、ご本人や周りの人としっかり話し合ってくださいね。