こんにちは。yumikoです。  

 

ついに明日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が出されるようですね。

安倍首相「緊急事態宣言が」あすにも出す方向で最終調整

 

 

全国的なものではないようですが、個人的には大きな一歩だと思います。北海道はどうなるか。明日の発表が待たれます。

 

そんな状況下ですが、デイサービスはいつも通り利用者さんを受け入れてます。いつも通りのデイサービスですが、いつもと違うことが1つあります。それは、「朝の送迎時に検温が加わったこと」です。これは2月から始まりました。

 

朝、利用者さんを送迎車に乗せる前に自宅で体温を測ってもらいます。その時点で熱が37.5℃以上の方はお休みしてもらってます。

 

それ以外の方もデイサービスに着いた時点でもう1度体温を測ります。新型コロナウイルスの関係があるので念には念を入れています。デイに着いてから熱が出てしまい、途中で帰られた方も今まで数人いらっしゃいました。

 

前置きが長くなりましたが、今日は「発熱とは何か」をテーマに書いてみます。

 

発熱とは体温が平熱よりも高くなった状態で、一般的には37.5℃以上を指します。

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厚生労働省ホームページ 症状がある場合の相談や新型コロナウイルス感染症に対する医療について

 

38.5℃以上は高熱、37.0℃~37.5℃未満を微熱といいます。ただ平熱が低い人の場合は、37.0以下でも発熱したのと同じ状態になっていると言えます。なので自分の平熱を知っておくことがとても大切です。

 

一般的に高齢者は子供や一般成人より体温が低いと言われています。なぜかというと、代謝(体内で起こる化学的変化)の低下、皮下組織(ほぼ皮下脂肪)の減少、循環機能の低下などが影響しています。実際デイサービスで検温をしていても、利用者さんの大半は私より熱が低いです。そこでよく言われるのが、「その体温計壊れてるんじゃないの?」ですアセアセ

壊れていません、それが平熱なんです。

 

 

今は発熱の症状が出たら新型コロナウイルスが疑われますが、発熱をきたす病気は色々あります。たとえばインフルエンザや気管支炎などの呼吸器疾患、腸炎や虫垂炎などの消化器疾患、がんや白血病などでも発熱する場合があります。こうやって並べてみると色々ありますね。

 

先ほどテレビで新型コロナウイルスで軽症と診断された人の話が出たのですが、実際その人は軽症といっても39℃の高熱だったそうです。なぜそれでも軽症だったかというと、人工呼吸器を必要としない状態だったからとのこと。それを見て、改めて新型コロナウイルスは怖いと感じました。

 

本当に怖い新型コロナウイルス感染症。いつ終息するか分からないこの状況下。自分の体調を知る上でも、定期的に体温を測って自分の平熱を知っておくことを重ね重ねおすすめします。