イノセントコーヒー楡井さんと墨田区長。 | 「Y2の有井のブログの」Powered by Ameba

イノセントコーヒー楡井さんと墨田区長。


(墨田区役所さんfacebookより転載)

https://www.facebook.com/sumida.city/posts/2063137557306243

 


楡井さんのデカフェを初めて飲ませていただいたのは3年前の初夏。墨田区役所産業振興課の、島と島の間、雑然とした書架の裏の打ち合わせスペースで、ハンドドリップいただいたのが全ての始まりでした。留学中の記憶「美味しくないけど仕方なく飲んでたデカフェ」は一体なんだったんだろう⁉︎と、そのしっかりとした豊かな香りと美味しさに心底驚いたのでした。ごくフツーの消費者として、ロースターの確かな選択眼と技を意識させられたのは初めてでした。



ブランドページはこちら→ http://innocent-coffee.jp/

 


墨田区の「ものづくりコラボレーション事業」でご縁をいただいて、スペシャルティコーヒーのデカフェ自家焙煎に特化したブランドinnocent coffeeをご一緒に立ち上げてから、翌年には軽井沢に焙煎所がオープン、法人のお得意先も激増し、今年からは日本国内でカフェイン除去加工を施した豆の扱いも始めました。日本のコーヒー文化は世界に認められる独自の発展を遂げ、様々な逆輸入が起きていることは皆様ご存知の通り。日本の女性ロースターの草分けともいえる楡井有子さんは、20年間カウンターを挟んで、お客様のちょっとした体調の変化やお疲れ具合を、コーヒーを通じて癒してきました。妊娠授乳中の女性だけでなく、お仕事帰りの男性たちも含めて。彼女のデカフェに対する長年の研究意欲も、お客様をコーヒーで幸せにする!という願いが源になっています。世界のコーヒー流通量の15%以上がデカフェであるのに対して、国内でのデカフェ率は1%に満たないと言われており、「日本のデカフェ市場」はまだまだ発展途上。けれども、世界を見渡してもかなり特殊で非常に高品質なデカフェが今ここにあることも事実です。毎日のコーヒーとの新たな付き合い方が、楡井ブランドを芽として、国内だけでなく世界に広がるといいなと願っています。