志の輔らくご「中村仲蔵」に【社外活動】 | 「Y2の有井のブログの」Powered by Ameba

志の輔らくご「中村仲蔵」に【社外活動】

シゴトのご縁が趣味に。趣味がシゴトに関わってくる。それが夢の【社外活動】です。



立川志の輔師匠の「中村仲蔵」に行ってきました。




志の輔師匠の番組、文化放送「落語DEデート」で今年の5月、

あろうことかゲストにお呼びいただいたことがきっかけで


以来、夏の「怪談牡丹灯篭」(下北沢・本多劇場)に続いて2回目です。ぴよぴよ。




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落語はもちろん、歌舞伎、文楽まで見てしまったような贅沢なキモチ・・・



仲蔵さんってこんな人→ウィキペディア


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E4%BB%B2%E8%94%B5_(%E5%88%9D%E4%BB%A3)



江戸中期、血筋としきたりがすべての世界で、努力と工夫だけで名代に昇りつめた天性の歌舞伎役者さんのハナシ。


役者魂のこもったNEW斧定九郎にみんなが魅せられてハイになるところ、なんか涙でました。


世に「アタる」「ウケる」って、簡単に言うけれど、それを創り出す方も受け取る方も、生身の人間で、

怖くもあれば、ビビりもすれば、「よいものはよい」と言うのにも、立場なりの度胸も度量も必要で。

でもたぶん一番人のココロにすっと響くのは、いかなる時も真摯であり続ける人の姿、ということなんだろうと。



いつだったか、マヌケな観光客として伺った大徳寺大仙院で、ラッキーなことに

桃林和尚のお話を伺うことができて

「アンタひとりでは何物でもないの、お客さんがいてはじめて、モノ売りになれるのよ、わかるー?」と

御言葉をいただいたことを思いだしました。




ナゼ忠臣蔵がこんなに人気があるのか。について、

「日本人のベースになっている、『世間』というものが・・・」

という師匠のお言葉にも、うむむとうなずき。




志の輔師匠のお声は、師匠ご本人の解説による「仮名手本忠臣蔵」全12段の筋立てのように

緊張と弛緩、渋いと甘い、で、心地よくすーっと一気に3時間運ばれる感じで



特に「リニアモーターカー」のクダリと「AKR47」には脇腹をつつかれるように

クツクツといつまでも笑ってしまいましたとさ。


会場を出て見上げると、そこには燦々と赤坂のお月さま



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また行かなきゃ。





『中村仲蔵』公演情報→http://www.tbs.co.jp/act/event/rakugo2013/


志の輔らくごウェブサイト→http://www.shinosuke.com/