皆さんは虫歯について、どのような病気であると認識しているでしょうか。「虫歯」というと、多くの人は「歯が痛む」程度の病気だと思っているのではないかと思います。確かに虫歯の代表的な症状は「痛み」ですが、実は、この虫歯というのは治療を行わず放置していると「最悪の場合死に至る病気」です。ここでは、本当は恐ろしい虫歯について紹介し、その治療の重要性についても説明します。
■虫歯がなぜ「死」に至る病なのか
それでは、「虫歯」と「死」が結びついていないという方に向けて、「なぜ虫歯で人が亡くなってしまう可能性があるのか」について説明していきます。そのことを理解するためには、虫歯の進行段階について知っておく必要があります。
虫歯はまず、歯の表面である「エナメル質」という部分で発生します。虫歯が表面にある段階では、自覚症状はありません。鏡で見ると小さく穴が空いているため分かることがありますが、見えにくい場所にある歯の場合にはまず気付かないでしょう。
自覚症状が発生するのは、虫歯がさらに進んできたときです。エナメル質の内側にある象牙質まで進行しはじめると、次第に冷たい水などで沁みる症状が発生するようになります。ちょっとした痛みを感じることもあり,このようなことが虫歯の最初の自覚症状です。
さらに放置をしていると、今度は歯が溶けていきます。神経の部分にまで到達すると、激痛を伴うようになり、通常はこの段階において「歯医者に行かずに無視する」ということができないほどの痛みとなります。
しかし、それでも歯医者に行かずに治療を行わないでいると、今度は発熱症状が起こるようになります。これは、虫歯菌が顎の骨の内側にまで侵食し、骨髄炎を引き起こしているという症状です。
ここまでくれば病院に行かないことはないかと思いますが、それでも無視していると、虫歯菌が体内に回り、他の臓器に対して悪影響を及ぼすことになり、死に至る可能性がでてきます。
■虫歯の治療は早めに
上記のように、死に至るケースというのは、痛みを無視し続けて治療をせずにいるということがなければ通常は起こり得ません。しかし、そうでないとしても、虫歯の治療というのは早めに行うのに越したことはありません。
エナメル質の溶解が起こっている程度の段階で治療を行っておけば、治療における痛みも感じにくく、かつ治療回数も少なく済むためです。
用賀にお住まいの家族の方々は、虫歯ができたときにすぐに治療を受けられるよう、いつでも利用出来るかかりつけの歯医者を1院は決めておくようにしましょう。