今日は、枕草子146段「うつくしきもの」
「うつくしい」と言っても、清さんの「うつくしい」は、
「かわいい」のようだ
平安時代は、「美しい」なんと表現したのかな
うつくしきもの
第一四六段:原文(省略)
原文が長いものなので、現代語訳のみの注釈をしてみる
現代語訳の注釈
清少納言が「可愛らしいもの」を列挙している。
・ウリに描いた子どもの顔。(胡瓜ではなくまくわうりかな?)
・スズメの子がチュッチュッと鳴いて跳ねて近寄って来る。
(平安の小雀は人懐こい)
・二つか三つの幼児が、急いで這ってくる途中に、
ほんの小さなごみがあったのをめざとく見つけて、
ふっくらと小さな指でつまんで、大人などに見せているしぐさ。
(清さんも、赤ちゃんと接する機会があったのだ)
・おかっぱ頭の子どもが、目に前髪がかかるのをかき上げないで、
ちょっと頭をかしげてものを見たりしているしぐさ。
(さすが、清さん、よく人間観察)
・それほど大きくはない公卿の子息が、美しい衣装を着せられて歩く姿。
・きれいな赤ん坊が、ちょっと抱いてあやしてかわいがっているうちに、
抱きついて寝てしまったようす。
(本当に可愛い 画像を無断拝借お許しください)
・人形遊びの道具。
・ハスの浮き葉のとても小さなのを、池の中から取り上げたの。
(蓮の葉を池から採る 出来たのかな?)
・アオイのとても小さいの。(小さいものはみんな可愛らしい。)
・たいそう色白な太った幼児で、二つばかりのが、
二藍の薄物の長いのを着て、袖をタスキに結んで這い出して来たのも、
また、丈は短いが袖ばかり目立つのを着て歩きまわるのも、みな可愛い。
(着衣で、可愛さを図ってはいけません)
・八つか九つ、十くらいの少年が、
子どもっぽい高い声で本を読んでいるのも。
(老人が声を出して、読書したら、可愛ない)
・ニワトリの雛が、足長く、白く愛らしく、
裾をからげたような格好で、ぴよぴようるさく鳴いて、
人の後先に立って歩くのも面白い。(面白いが美しくはない?)
・また、親鳥が一緒に連れて走るのもみな、可愛らしい。
(現代でも、道路を渡る鴨の親子がニュースになります)
・カルガモの卵。(卵は何の卵も美しい)
・瑠璃の壺。(ガラスのツボでしょうか)
清さんが、美しく思うものは、人間も動物も、小さく形の良いもの
清さんでなくても、「うつくしい」「かわいい」と思うものは、多い。
私も一度、「うつくしい」と「かわいい」列挙してみたいと思う。
