清少納言は、
夏は、夜が好き
月が出ていれば、もっといい
暗闇に、蛍が飛び交うのもいい
一つ二つ、瞬くのも好き
雨降りの日も好ましい
平安時代の事
十二単を着ていたら、
朝から さぞ暑かったと思う
夜になれば 簾越しに涼風 蛍の光
着衣を何枚か脱ぐ
雨が降れば、もっと涼しくなる
現代
私の子供のころは、
川遊び、水泳、魚釣り、蛍狩り
楽しかった 面白かった
伊豆の空は、銀河と満天の星 見事だった
九十歳の今
夏は、嫌い
朝からクーラー付けっぱなし
そうしないと 熱中症で 救急車
多摩の空には、星二つだけ
楽しみは アイスクリームを食べるとき
なんとも、詩情（詩心）がない 情けない