三度の炊事を始めて、ほぼ10年
愛用の湯飲みを割ってしまった
昨年までは、食器を落としても
割ることはなかった
ここに来て、二つ目
この湯飲みは、骨董市で手に入れたもの
唐人模様の染付
程よい大きさと重さ
20年以上、愛用した
金繕いした
道具(ウルシ用面相筆な・金粉)を処分した
指が思うように動かない などで
出来に不満足
残念ながら 使いたくない
燃えないゴミに
もう二度と金繕いすることはない
これが、年を取るということ
悲哀を覚える毎日
「この道は 人皆たどる 定めかな」 拙句