少し大きい木版画は
「黒い薔薇」に続いて、「君子蘭」
職場の上司からもらった
自転車通勤していたので
後部荷台に積んで持ち帰った
重くて大変だった
暮れから正月にかけて 10数年 咲いてくれた
根元が少し膨らみ 蕾が、だんだんと立ち上がってくる
赤い花が 一輪一輪と、毎朝増えていく
凛とした姿が好きだった こうありたいと思った
版画に彫ってみた
「君子蘭」30×21
葉の重なりは多少誇張した
版木は5枚の多色刷り
花の色には、満足した
額入れして、上司にさし上げた
花言葉 「高貴」 「誠実」
英国侯爵夫人に因んで、「君子蘭」と名付けられた