今も現存する、中央線の20系に会いに行ってみた | Y14編成のブログ

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各地の災害でお亡くなりになられた方への
ご冥福をお祈り申し上げますと共に
被災地での1日でも早い復興を
心よりお祈り申し上げます。

大阪メトロ中央線を走っていた20系は

3月20日の団体列車をもって引退し

私は、団体列車に乗れなかったものの

ラストランの記録をしていました。

そのあと、3月末にラストランに充当された

2632Fは廃車陸送されたとのことで

これにて、20系は消えたと思いましたが

今月になって、1編成が現存していることを知りました。

そこで、8月17日に

現存している20系に会うことにしました。

阪神の野田から、千日前線に乗り換え

阿波座まで行きました。

久しぶりの千日前線は、新20系の25613Fです。

阿波座からは、中央線の30000A系に乗り換え

向かったところは、森ノ宮です。

中央線は、最近になって駅のアナウンスが更新され

ホームドアが設置された、阿波座や森ノ宮では

『ホーム柵から身を乗り出したり、ものを立てかけたり
しないでください』に変更されました。
それよりも、中央線は大阪万博までに
メロディーを変更すると発表しましたが
今回の更新では、メロディーはそのままでした。

下り列車の男声は、こんな感じ
最後の英語が、早口になっています。
あと、列車接近時に発車標に出る電車の絵
大阪メトロになって、6年経った今でも
下に大阪市交通局時代のコマルマークがついていますが
最近になって、一部の駅では
それが削除されたらしいです。
20系がいるのは、森ノ宮ということで
森之宮検車場の、電車がいっぱい止まっているところに
いるだろうと思い、そこへ向かいました。
ところが、いくら見渡しても
千日前線の新20系は何本かいたけど
目的の、中央線の方の20系の姿は
どこにもありませんでした。
『一足遅かったかな』と思いながらも
改めてTwitterとかの写真を確認してみると
20系がいるのは、電車がいっぱい止まってる所ではなく
奥に見える、マンションの方面でした。
ということで、マンションの方へ向かいました。
ここをまっすぐ歩けば、20系に会えるはずなので
そちらへ向かいましょう。
・・・と言いたいところですが
途中でトイレに行きたくなったので
デイリーヤマザキでトイレを借り
ついでに飲み物を買いました。
デイリーヤマザキを後にして
すぐそばの歩道橋を渡っていると
例の20系の、中間車が見えたではありませんか
さて、近くに行ってみましょう。

さっきの茶色いフェンスを通り過ぎると

こんなところに、20系がいました。

広い空き地で、フェンスが設けられているため

見るのも撮るのも、フェンス越しになります。

現存している20系は、ラストランの日には

『3月13日~除籍』と書かれた貼り紙が貼られた状態で

森之宮検車区に留置していた

中央線生え抜きの、2606Fです。

この場所に留置していた先頭車は

学研奈良登美ヶ丘寄りの2906

おでこのアンテナや、下の連結器が抜かれていて

違和感のある顔つきになっています。

この空き地に置かれている20系は

さっきの先頭車と中間車が1両ずつではなく

1編成分が、バラされた状態で置かれていましたが

なぜか2906だけが南の方を向けていて

他の5両は、東の方を向けていました。

側面の様子です。

窓に貼られていたステッカーは剥がされていて

車体に貼られている、ECCの広告は残されています。

また、レールは車輪が乗っかる部分にしか

敷かれていませんでした。

最初に見た中間車は

2906の隣につながっていた、2206です。

この車両には、窓の周りに謎の物体が貼り付けられています。

また、側面の方向幕は抜かれていました。

隣にいたのは、2306です。

この車両も、2206と同様に

窓周りに謎の物体が貼り付けられています。

反対側の側面にも

窓周りに物体が貼り付けられています。

あと、この2両はモーター車で

台車に集電靴が付いていました(2306は片側のみ)が

すべて集電靴なしの台車に変えられています。

こちらは、コスモスクエア寄りから

3両目と2両目の車両です。

こちらは、窓周りに謎の物体が貼り付けられておらず

キレイな状態になっていました。

この4両の中間車、同じ向きで置いてるのかと思いきや

2両ずつで、向きを違えていました。

側面下にある、諸元のプレートと

大阪市章と『電』という字を組み合わせたようなマークや

妻面の製造銘板は、外されていました。

コスモスクエア寄りから2両目の

2106は、簡易運転台のライトが

こちらから見えるように置かれていました。

妻面のまどから、天井の方を見ると

照明はすべて取り外されていました。

最後に、コスモスクエア寄りの先頭車である2606ですが

この車両だけ、ピカピカに磨き上げられて

とてもキレイになっています。

ただ、屋根や床下には手を付けていないようで

そこの汚れが目立っています。

隣の車両と比較してみると、汚れ具合が全然違いますね。

正面から見た様子です。

こちらは、アンテナや連結器が存置されていて

見慣れた顔つきになっています。

もちろん、反対側の側面もピカピカに

あと、ECCの広告も剥がされています。

この車両については、諸元などのプレートも

残した状態になっています。

先述した通り、レールは車輪が乗っかる所にしか

敷かれていないのですが、2606に関しては

端から端まで、2本のレールが敷かれています。

5両の集合写真を撮ってみました。

やはり2606の輝きが目立ちます。

こんな感じで、2606だけキレイにして

線路もちゃんとしているのは、最終的にこの車両だけ

ここに保存する前提なのでしょうか?

今度は、第二寝屋川を渡る弁天橋から撮ってみました。

先述した通り、側面の方向幕は抜かれていましたが

2606については、真っ白ながらも

方向幕は存置されています。

ここからだと、2906は見えません。

この橋からは、森ノ宮検車区で休んでいる

現役車両の並びも見えます。

車庫に留置している車両と

20系との組み合わせを撮ろうとすると

20系は、左側をよく見ないと分からない写真になります。

こんな感じで、久しぶりの20系の記録は以上です。