くろしおの381系の模型を購入 | Y14編成のブログ

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今週の月曜日に、仕事から帰ってくると

メルカリで購入した、くろしおの

381系の模型が届いていました。

商品は、GUの紙袋で届きました。

381系の、くろしおの模型は
トミックスとKATOが製品化していますが
私が買ったのは、トミックスの方です。
 
中身を取り出すと、商品はプチプチに巻かれていて
スリーブは入っていませんでした。

今回買ったのは、基本セットと増結セットが
まとめて売られていたものですが、同じロットではなく
基本セットは旧ロット、増結セットは新ロットとなっていて
ケースの形状が異なっています。

基本セットの内容は、こんな感じ
これだけでも、通常時の6両編成として楽しむことができます。

増結セットは、多客時の増結編成が入っていますが
これだけで楽しむことはできず、基本セットが必要です。
 
また、このセットには紙POPが入っていますが
何故か旧ロットのやつです。

お顔をみてみましょう。
前の183系と同様に、いわゆる月光形ですが
おでこにライトがなく、振り子式のために
裾絞りから上に傾斜があるという
381系独自の形態がちゃんと再現されています。
 
この月光形のクハ381は、基本セットと増結セットに
1両ずつ入っていて、基本セットの方は
お顔の連結器がアーノルドカプラーになっています。

基本セットの方に、パノラマグリーン車の
クロ380が入っていますが
列車無線アンテナが折れています・・・

基本セットと増結セットと合わせて
先頭車が3つしかないですが
実車の晩年も、増結時には3つの先頭車がありました。

ヘッドライトを点灯させた時の様子です。
光が漏れて、テールライトもわずかに光っています。

テールライトを点灯させたときの様子です。
183系と異なり、テールライト点灯時にも
ヘッドマークが点灯しています。

パノラマ車のヘッドライトを点灯させた様子です。

もちろん、テールライト点灯時も
列車名の表示が点灯します。

新ロットである、増結セットの
先頭車のライトを点灯させてみると
なんと、光源がLEDに変更されていて
ヘッドマークは白っぽく光るように改良されています。
旧ロットと新ロットの違いは、ライトの光源だけではなく
集電の方式も違っていて、左の新ロットは
いわゆる新集電システムになっています。
また、新ロットは黒車輪を採用しています。
前オーナーは、中間車1両だけ
セット内容を入れ替えて出品していたようで
基本セットに新ロット、増結セットに旧ロットの
同じ形の中間車が1両ずつ入っていました。
この中間車は、どちらもモハ381です。
この新ロットは、厳密に言えば『改良品』ですが
改良点は、電気的なシステムのみで
車体そのものは、そのままであるため
新旧ロットをごちゃまぜに繋いでも
特に問題はありません。
この写真では、左が旧で右が新です。
動力車となる、この車両には
前オーナーによって
パンダシートのインレタが貼られています。
増結セットには、グリーン車を普通席に格下げした
サハ381が入っていますが
パノラマ車付きの『パノラマ編成』と
増結編成を組み合わせる場合、この車両は余剰となります。
 
『アコモ編成(パノラマ車無し)を再現するかもしれない』と
前オーナーが気を利かして入れたものではなく
もともと、そういうセット内容です。
逆に、アコモ編成にする場合は
パノラマ車が余剰になります。
そのため、多客時の9両編成は
パノラマ編成+増結にするのか
アコモ編成にするのかという選択が出来る訳ですが
パノラマグリーン車と元グリーン車の
どちらかが余剰になることになります。
なお、アコモ編成にする際には
片方の先頭車に、グリーン車マークのインレタを貼り付けて
グリーン車にしてあげる必要があります。
屋根の様子です。
冷房装置が床下にあるため、スッキリとしています。
妻面の様子です。
新旧で大きな差異はなく
新ロットであっても、幌が付いていません。
 
また、各車両ともに下の左右に凹みがあり
そこにジャンパー栓受けがモールドされています
パノラマ編成と組む増結編成で
先頭車の隣に繋がる中間車は、片側の妻面貫通路に
塞ぎ板が付いていますが
この模型には、そのようなものはありません。
トレーラー車のインテリアの様子です。
上からパノラマ車、旧ロット中間車
新ロット中間車、元グリーン車、旧ロット先頭車
新ロット先頭車の順です。
 
インテリアも、新旧の差異は特にないですが
元グリーン車は座席の形状を違えています。
こちらは、動力車のインテリアです。
前オーナーがパンダシートを再現しようと
室内灯の集電バネを載せる部分の近くに
パンダのお顔を取り付けています。
 
余談ですが、この動力は従来のタイプですが
新ロットの動力は、フライホイール付きとなっています。
パンダのお顔を、正面から見た様子です。
 
最初、前オーナーパンダの模型のお顔を取って
取り付けたのかと思いましたが
これは、レールクラフト阿波座が
限定品として製品化されていたものです。
(5年以上前の製品のため、現在はほぼ入手不可です)
3Dプリンター製の、パンダのお顔は
車体を取り付けた状態でも
窓越しに見ることが出来ます。
付属品の様子です。
上2つが基本セットに入っていて
あとの6つは、増結セットに入っていました。
 
右下の幌は、ブルートレインの客車用で
この電車とは関係がないのですが
なぜか付いていました。
基本セットには、ヘッドマークのシールが入っていて
列車名は、スーパーくろしおと
くろしおになっています。
増結セットのみ、説明書が入っていました。
付属品の紹介は以上ですが、この模型も
前に買った183系と同様に、インレタが欠品でした。
ちょっと、加工をしていきましょう。
まずは、パノラマ車に103系の
エボリューションキットに付いてる
余剰のアンテナを取り付けて修復し
クハ381には、付属の無線アンテナを取り付けました。
先述した通り、インレタが無いので
後日、世田谷総合車両所の車番インレタを買いました。
車番は、パノラマ編成+増結とします。
基本セットのクハ381は
連結器がアーノルドのままだとカッコ悪いし
増結車を繋いでない時は目立ってしまうので
電連が2段付いたTNカプラーに変えました。
また、増結時に先頭車の隣に繋がる中間車も
電連付きのTNカプラーにしました。
 
なお、アコモ編成にする際は
両先頭車ともに電連がないので
電連なしのTNカプラーにするか
ダミーカプラーに変えてあげましょう。
先頭車の隣に繋がる、モハ381-501の片側を除いて
妻面に幌を取り付け、連結器はカプラーマウント式の
TNカプラーに変えました。
クハ381のヘッドマークには
KATOのHゴム付きのガラスパーツを取り付けました。
透明の両面テープで固定しただけですが
これだけで、より実感的な顔つきになります。
こんな感じで、大回りで初めて乗った特急列車が
我が家に入線してまいりました。
基本セットと増結セットとパンダシートを合わせると
小売価格で3万超える模型ですが
12000円で売られていたのを
たまたまタイムセールで、さらに安くなった
タイミングで買ったので、お得に買えたなと思います。
なんたって、増結セットの小売価格に
1000円ぐらいプラスしただけで
2万円近くの基本セットと、2千円近くのパンダシートが
ついているという感じの値段ですから。
余剰になった元グリーン車は、解体処分せず
気分に応じて、なんちゃってアコモ編成として
楽しんでいこうと思います。
その場合、本来あるはずのグリーン車がない
モノクラス編成となりますけどね。