前回 の続きです。
前回は、細かいパーツを付けるために穴あけをしましたが
前回、ドリルで穴を開けた103系ですが
細かいパーツを付ける前に
窓の加工をしていきたいと思います。
パーツを付けてから窓の加工に取り掛かると
途中でパーツが外れてしまったりするだろうと思うからです。
窓の加工とは、いったい何かというと
この模型は、設計が古いため
窓のサッシがボディーと一体になっています。
そのため、現代の水準に合わせるべく
比較的新しい103系の模型の窓を移植するために
この模型の窓サッシを削り取るというものです。
とりあえず、クハの窓サッシをすべて削り取りました。
つぎに、部品取り車の窓を必要なところだけ切り取り
加工した窓に入るかどうかを確認します。
しかし、実際に窓をはめてみると
思った以上に入らないのです。
そのため、入れたり出したり、削ったり、入れたり・・・と
繰り返して、やっと写真のように窓がはまったのです。
車端部の窓も、同じように部品取り車の窓を使いますが
その窓を切り取ろうとすると・・・
なんと、窓が溶けていたのです
そういえば、この部品取り車は
前オーナーが室内灯として
豆電球のような電球を組み込んでいたので
それが熱を出して溶けたようですね・・・
こうなっている以上
使い物にならない部分が出てしまったので
また部品取り車かASSYを買わなければなりませんね。
2日ぐらい経って
ようやく3両の窓の加工が終了しました。
この模型は、もともと動力車に設定されている
クモハを除いて、床版が補強されています。
しかし、この補強部分は
部品取り車のシャーシを移植する際に邪魔になるので
3両ともふにゃふにゃボディーになりました。
補強部分は思ったよりも硬く、車体の端に残っている部分を
きれいに削り取るのに、やや苦戦しました。
今回は、ここまでです。