24/6/26 | クリスチャンリンゴ事件簿、アッパールーム編のブログ

霊的な存在

私たちは外()と内()によって一つの人格として神に承認されている。それに対して世は、互いの間に集められた集積物(出来事と物事)という混沌のなかから自らが集めたものを所有権(個性)としている。その思考がデジタル族であり、コンピュータの遠隔操作による株価、暗号資産、その他、すべてを数値化していくこで自らの資産価値としていく。それゆえ、彼らは資産価値(人材)の有無(運用)としての視線を私に向けている。結果、私は相手に無視(数値化できないノンキャリ)され放置されている。彼らの小説は物(時代に散りばめられた出来事と物事のトレンド)の因果が組み合わされた物語であり、そこには内なる存在(霊的事実)という互いの間の透明な何かが無視されていく。

 

兄弟たち、霊的な賜物については、次のことをぜひ知ってほしい。あなたがたがまだ異教徒だったころ、誘われるがままにものの言えない偶像のもとに連れて行かれたことを覚えているでしよう。ここで、あなたがたに言っておきたい。神の霊によって語る人は、だれでも「イエスは神から見捨てられることはない」し、また、聖霊によらなければ、だれも、「イエスは主である」とは言わないのです…第一コリント12:1~3

 

歴史的な事実として、イエスキリストは十字架によって世に見捨てられたと聖書に記されている。それは社会という表層を覆い尽くしている文字群によって語られ、その文字を無効にする空気感(霊的存在)が、私たちの信仰の目的として示されている。自分とは二つの顔(肉体と魂)を持った間であり、千と千尋の神隠しの電車に乗車し、外()に対してゼロ(透明)を主張していく。私たちの内とは感覚器官であり、皮膚()を通した外からの受難の意味であり、十字架という鬱積を通して語ることになる。私たちは霊の受肉(賜物)を通して、心象の造形(アート感覚)を外に表現していく。

 

賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。努めにはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ主です。働きにはいろいろありりますが、すべての場合にすべてののことをなさるのは同じ神です…第一コリント12:4~6

 

彼らは聖書の言葉をデジタル処理するように、整合性という論理に置き換えようとする。それは個別(霊的な存在)から一般化への移行(影の集積物)であり、教祖を中心としたマインドコントロールを通して集団化(偶像)していく。藤井風によって「何なん」と歌われている。そのような狂気から離れ、私たちは聖霊を通して〝相対〟という個人の考え方(この文章を読んだ、相手の自分自身の考え方)そのものを問うことになる。それが〝差異〟であり、互いの間の差異(それぞれの賜物)を通した本質というものを知ろうとする。

 

一人一人に〝霊〟の働きが現れるのは、全体の益になるためです。ある人には〝霊〟によって知恵の言葉、ある人にはその同じ〝霊〟によって知識の言葉が与えられ、ある人にはこの唯一の〝霊〟によって病気を癒す力、ある人には奇跡を行う力、ある人には預言をする力、ある人には霊を見分ける力、ある人には種々の異言を語る力、ある人には異言を解釈する力が与えられています

 

  • 普遍は、時代や国に関係なく、極めて多くのことに当てはまることを示します。また「普遍」の意味は、「 全体に広く行き渡ること」や「例外なくすべてのものにあてはまること」です。「普遍的」は、大規模な範囲で使われることが多いです。さらに、時代や国を超えて当てはまることであるため、主語となる物事(イエスキリストの教え)は、どの場所に行っても、どの時代になってもあまり変わらない物事になります…コトバンク
  • このグレシャムの法則が、組織にも適用できると説いたのが、ノーベル経済学賞を受賞したハーバート・サイモンという米国の学者だ。彼は、「ルーチンは創造性を駆逐する」と説いている。人はルーチン化された日常業務(悪貨)に追われていると、長期的で重要な計画(良貨)を考えられなくなってしまうことを説明したもので「計画のグレシャムの法則」として知られている。彼はまた、ルーチン化された日常業務は、未来についての創造的な思考を奪うだけではなく、過去についての思考をも奪うと説いている。つまり、このルーチン化された日常業務が何の「目的」で行われているのかを忘れさせ、ただ形式として繰り返されるだけになってしまうというのだ。
  • 業務が標準化されルーチン化されることは、仕事の効率を高めることに貢献することは事実だが、その業務が何の目的で始められたかが分からないままに「昔からこのやり方でやっているから」との理由だけで、黙々とその日常業務に埋没してしまっていることは、いくらでもある。RPAの安易な導入が、この状態を創り出すことは想像に難くない。時間がたてば業務を取り巻く状況は変わるが、目的が忘れ去られた業務はこの変化に対応する術を持たない。

24/6/17ブログ参照