我が家は檀家にはなっておらず
(これ言い方合ってます?)

お墓は公園墓地です。

広くて明るくて緑もお花もたくさんで。

管理もしてくれるのでいつも綺麗で。

自宅からも近いので
お墓自体はわりと気に入っています。

息子はお墓に眠っているとは思わないけれど
たまにふらっと顔を出しても
寂しくないだろうなぁと思える雰囲気です。

管理するスタッフはいるけれど
自分の手で綺麗にしたいので
お天気が悪くなければ
毎日のように通っています。

お花のお水を換えて
墓石を拭いて
お線香をあげて
おしゃべりして

土日は次男も一緒に行ってくれるので
ちょっとしたお菓子も持って。


雰囲気は気に入っているのですが

土日は特に家族連れと遭遇します。

お墓参りってほとんどが
ご先祖様や祖父母、両親などの、ですよね。

よく見かけるのが
おじいちゃんおばあちゃん
パパやママ
小さな子、または若い子

一家総出でぞろぞろと

…ここまではいいんですけど

〝楽しそうに〟来るんですよね。

キャッキャしたり
ゲラゲラしたり
小さな子が遊び感覚で
それを微笑ましそうに見ている
パパやママ、そしておじいちゃんおばあちゃん。

きっとご先祖様は嬉しいと思います。

「来てくれてありがとうね」
と思っているでしょう。


でもね…

私は歪んでいるから

『うるさいな』『やだな』『早く帰らないかな』

と思ってしまいます。


そんな感情になるのも嫌なので

なるべく視界に入れないように下を向いてさっと通り過ぎたくなります。

笑顔で
「こんにちは〜♪」と挨拶されると

しかたなしに笑顔で「こんにちは」と返しますが、、、

まさか私が我が子のお墓参りに来ているとは思わないでしょうね…

なんて思いながら。

周りの墓誌を見ても
80代とか90代が多くて

たまに40代や50代の方がいると

「…若いな…」と思うのですが

自分のお墓の墓誌を見ると
さらに落ちます。

40代や50代が若ければ

うちの息子はどうなる?と自分で自分に質問したくなったり。

法要もここで行えるのですが

法要終わりの皆さんも
大体明るい笑顔なんですよね。

私たちのように涙を流していたり
ズーーンっていう雰囲気とは全然違います。


ところで我が家のお墓の墓誌を見て
驚く方はいるのでしょうか。

それとも楽しそうにお墓参りに来る人たちは
周りの墓誌なんて見ないのかな

私はつい見てしまうけれど
今が楽しい人は
気にもならないか