明後日はバレンタインですね。

ウルトラマンが大好きな息子へ

今年のバレンタインはこれ↓



喜んでくれるかなぁ



息子がウルトラマンにハマったのは2歳半。


成長が遅かったのに

特撮ヒーローにハマるのは

同年齢くらいでした。



毎年夏休みにウルトラマンフェスティバルへ行ってました。

我が家の恒例行事でした。


『大人になっても絶対毎年行きたいんだ!』

と言っていたのに

コロナ禍になり

その夢は小4で絶たれてしまった。


その年は中止だったんだっけ?

それとも、感染症に気をつけなければならないからと自ら行かなかったんだっけ?

忘れてしまいました。




不思議なことに

息子がお空へ旅立つ2〜3ヶ月前

『僕が死んだらこの帽子(棺に)入れてね』

と言い出しました。


その時に、息子の大好きなウルトラセブンのソフビも入れるという話になりました。


その時から

〝なぜこんな話をするの?〟

と思いましたが


今思えば息子の魂が言っていたのかな。


私は

『入れてもいいけど、、何十年も先の話だからその時はもうその帽子(子どもサイズだし)かぶってないと思うよ〜。わざわざとっておくってこと?』

と聞きました。


息子は

『うん!これすごい気に入ってるからずっとかぶってるの』

と言いました。


確か私はその時に

『ママの方が先に死んじゃうから、〇〇の子どもに言わないと』

と言いました。


おそらく私が息子を看取ることになるだろうと思っていたけれど

息子を安心させるためにもそう言いました。



重度の心疾患の子は

長生きできないということは

入院中のママ達の間でも話題になっていて


その時に聞いた話では

〝50代くらいらしいよ…〟と。


だけど息子の場合

心疾患だけではなくて


心疾患はあくまで大元の病気の合併症であるということ

心疾患だけの子とは話が違うということを


亡くなってから解剖結果を主治医から聞いた時に聞きました。


息子の場合は

その大元の病気がすごく短命な病気だから。


〝長くても30代…〟と言われ


衝撃でした。


長くても30代って・・・


あまりにも残酷な運命を背負って生まれてきた息子。なぜ?なぜなの?


息子との約束だったから

お気に入りの帽子は棺に入れました。


セブンのソフビも入れたかったのだけど


葬儀屋さんが

『プラスチック類は入れられないんですよ…』とおっしゃって。


担当の方はすごくいい方だったのですが

たぶん、火葬場の決まりがあったのかな?けっこう入れられる物のルールが厳しくて…


あれもダメこれもダメ、というものがけっこうあって、結局あまり入れる物がありませんでした。


ウルトラマン関係は何も入れる事ができず。


息子には本当に可哀想なことをしてしまったな


あ、でもお通夜の時に

幼稚園の先生方が来てくださって

幼稚園時代から息子によく折り紙でウルトラマンを作ってくれたのだけど

わざわざ作ってきてくださって

棺に入れてあげる事ができたのでした。




そういえば大人になったら

怪獣酒場に行きたいと言ってたな

連れて行ってあげたかった




ウルトラマン大好きで

自分のお小遣いで円谷英二さんの生涯の本を買ったりしていたから


天国で円谷英二さんと会って

色々おはなしできてるといいな


ウルトラQからDVDを持っていたし

BSなどもチェックして昭和ウルトラマンの俳優さんのこともよく知っていたから

天国でもウルトラマン話に花を咲かせているといいな