昨日は通算159回目の抗がん剤治療。
そして私の住まいの自治体の「基礎疾患」がある人の優先予約の開始日でした。
基礎疾患は自己申告なんですね。
ワクチンはいろいろ言われているけれど私は早く接種したかったので接種券を今か今かと待っていました。
接種券が届いたのは月曜。
予約開始日まですぐでした。
でもそそっかしい私はWebで予約するときに必要な基本情報の詳細部分、入れ忘れていました。
メールアドレスと名前だけ入力してあとは当日でいいのかなと思っていました。
ちょっと心配になってきて住まいのコロナセンターに電話で問い合わせするともっと予め入力することがあったのです。
落ち着いて入力したかったのでWebのメンテナンス時間までに入れればいいかなと思い、いろいろ用事をして、さて入力!
え?
既に17:30からメンテナンス。
しかも予約開始時間の翌日9:00まで。
……これでは予約できないかもと不安になり、
電話で予約しようと。
きっと混んでなかなかかからないだろう。そしたら診察時間と重なったらどうしよう?
もういろいろなことが不安になり、
いつも「寝坊しないか?」と数時間しか眠れないのに案の定、一睡もできずでした。
病院に着いてからもハラハラハラハラ。
焦っていても仕方ないのに。
血圧はいつもと変わらないのに脈拍はびっくりするほど高値。
電話がかけられるエリアに移動して待機。
9時に電話はかからず。
これはダメだと思い慌ててWebの個人情報に追加入力。
そしたらあっさり予約できてしまいました。
ちょうど休薬になる7月1日、14:00から。
2回目もちょうど休薬なのでベストタイミングだと。
ほっとして腰が抜けそうでした。
診察前の看護師さんの問診で報告をして。
先生との診察では
「とりあえずよかったねー。」ということ。
前回よりΓ-GTPまたまたアップ。
「フチバチニブに適応になるか調べてみる?」
打診されました。
(多分フチバチニブだったと思います。)
実際のところ適応になる確率が低く、適応になっても効果がある人は数%。
かなり低い。
そして最初の適応の可否にかかる検査費用にも多少のお金がかかる。
他にも打診した人がいるけど確率が低いこと等を理由にその方は検査をそもそもしないと。
「無理強いはしないからよく考えてね。」とどうするかは持ち帰ることになりました。
(肝生検の検体で調べられるそうです。)
ヨレヨレになって長生きはしたくないのです。
どんな姿でも生きててほしいと思ってくれてもこれ以上の負担をかけ、生きていくのは辛い。
息子は「検査だけでも出してみたら?」
確かにね。適応になる確率も低いんだし。
調べて不適応ならその治療のあとの心配はいらない。
考える猶予はいただいたのでもう少し考えてみます。
そんなこんなで点滴中は食べているか寝ているかでした。後半トイレに数回行きたくなって何度か起きましたが頭はボーッとしていました。
何度かケモ室の看護師さん、
「痛みはないですか?トイレは大丈夫てすか?」と聞きに来てくださいましたがボーッとしていて。
覚醒したのは終わりごろ。
いつもの可愛い看護師さんが来てお話もしたのてすが変なこと口走ってないかなとあとから心配に。いつもお話ししに来てくれて有り難いし嬉しく思っています。
まぁ、食べ物の話とかが殆ど。彼女のお母様と同じ年ということが判明。
だから小田さんが好きっていうのも年代的にうなずける。いいなぁ、看護師さんが娘さんって。
ハハハ…私の娘も看護師でした。
私が今、治療を続けられているのも娘のおかげなんだと思う。