正月。シフトの都合で島外へ出ていくこともできず、外は猛吹雪の中、家の中に閉じこもってひたすら時間が過ぎるのを待ってるだけ。今日も飛行機飛ばなかった。まあこの天候じゃあな。船は午前中の1便だけが来た。よって工作資材などもやってきた。長い道のりだった。さて、何からやるかなあと思ったが、とりあえずやりかけから片付けていく。

 

 こないだの公団住宅の成れの果ては、なんとか団地臭さを消してみようと色々と努力はしてみたが、どうも満足の行く結果には行きつかなかった。三階建てとはいえ、エレベーターはほしい。うちの春日市居住時のマンションみたいな、五階建てで一階は全て駐車場で、エレベーターは二階から五階までしかありませんとかだと、面倒なだけだし管理費の無駄というもの。ということでなんとかエレベーターは設置してみた。

 その春日市のマンション、グーグルアースで見たら屋上は緑色だったので真似して緑色にしてみた。エレベーター部分はビジネスビルの廃材をうまく組み合わせて。組み合わせ方は写真の通り、見た瞬間にわかってもらえるはず。意外とぴったりだった。公団住宅2棟を連結するにあたり、屋根はちょうどいい部分に筋があるのでそこで切断、そして切断位置が目立たないようにエレベーターの機械室を載せるという....。ちなみに作例では1階にも通路を作った。やっぱ1階は地面から直接出入りというのは団地らしさそのものだと思うわけで。

 全景。けっこう雑な工作なのはこの際おいといて...。しかしそれでもやっぱり公団住宅臭さは抜けなかった。屋根やベランダもそうだろうが、何が団地臭さの原因なのかといえば、やっぱ窓なんだと思う。ベランダへ出れるドアが一か所しかないやん。ひらべったい薄い屋根、ベランダも柵みたいなのにしたほうがいいんよな。今度はベランダと共用スペースの通路を新製するくらいの気持ちでかからないといけないか。あと側面に出窓のようなものでもあれば団地臭さはだいぶ消えそう。とはいえこれ以上もうしんどいので、今回はここまでにします。ストラクチャー工作って苦手なんだよな。

 

 

 タイトルの通り。ジオコレの建物などに入ってるベースは分厚い。そのまま置いたら明らかに不自然なレベル。併用軌道とかバスコレ用の走行道路とかと規格を合わせてるんだろうけど、そんなもんを組み込まないような人間からすれば、ベースの分厚さは不自然なだけ。5mmくらいあるよね,...。実物換算で75cm程度、これじゃ階段にでもなってない限り、建物の中に入るのは難しい。

 

 なんとかならんものかと思ってホームセンターを見てみれば、いいものありました。

 ポリスチレン製のデコパネ。これがぴったりなんですよ。

 

左側がデコパネ。ジオコレのビルのベースと比べても、この通りほとんどぴったりだというのがわかる。1枚もそんなに高くはない。道路なんかはこのデコパネをうちでは多用しています。これのおかげで固定などもする必要なく、撤収もしやすい。ただ、反ってきたりすることも多いのと、切断するときにきれいに切らないとみてくれが大変に悪い。お座敷運転のレイアウトだと使うのはほぼグレーだろうけど、他の色もあるようなので、ジオコレのベースが高くて不自然とか思ってる人は、ぜひ導入を検討してみてはどうだろうか。あるいはジオコレ以外、例えばグリーンマックスのキットの建物も、ベースはこのデコパネにしてジオコレと一体感を持たせるとかね。

 

 今回はあまり面白くはない記事だけれど、これで今年の記事投稿を終わりたいと思います。公団住宅改造のアパートっぽい建物は来年に持ち越し。

 冬場は交通事情が悪いので、なかなか札幌へは帰れません。というか帰れても滞在が短かったりで全然工作が進まない。とりあえずこっちでもできるストラクチャーの改造などはこっちでやって、札幌ではレイアウトに関連する道路などの工事をメインにやることにして、札幌の家からストラクチャーの余りパーツなどを持ってきた。ビジネスビルを組み立てた残り部品や高層にしようと工作したが汚くなって放棄した公団住宅キットの成れの果て、大昔に組んだものの崩壊した商店セットの成れの果て、などなど。暇な正月のうちになるべくこういうのを再生させて、レイアウトに並べられるようにしないといけない。レイアウトの配置など考えたら、まだまだ建物は全然足りない。

 

 レイアウトに足りない建物はまさに住宅。70年代の一軒家とかなら住宅キットを作ればいい。けど集合住宅やマンションって驚くほどに製品って少ない。TOMIXのマンション、アパート、あとGMの公団住宅、アオシマの団地、トラムウェイのスターハウス、ジオコレのデザイナーズアパートくらいか。海外ストラクチャーでもアパートは日本型にできそうなものはなかなか無い。市街地の中心商業地域にありそうなビルはいろんなメーカーから各種出ていても、「集合住宅」と呼べるようなものはほとんどないのはどういうことよ...。まあ製品という性質上、同じものをいくつも買ってもらえるような「団地」がメインになってしまうのも無理はないんだろうが、やっぱああいう「公団住宅」は今風のレイアウトには少々古風なのよね。それに手元にあるスターハウスは5階建て、グリーンマックスの公団住宅は3階建てで、団地としてみれば統一感がない。

 

 とりあえず公団住宅のキットを、なんとか三軒茶屋とか阿佐ヶ谷に普通にありそうなアパート風にできないものか、もうとにかくやってみる。建物(特に住宅)をなんとかして増やしたい。公団住宅は2棟入りだが、連結してみた。

 確か昔買ったときは「連結して長くすることもできます」みたいなことが説明書に書いてあったはずだが、最近のはそのような記載がなくなっていた。改造なんてする人いないんだろうなきっと。改造する人はそんな説明見なくてもするだろうし。断面が斜めになっているので、連結は「のりしろ」を作るか、裏打ちしてから連結する形に。また、2棟のうちどちらかは窓枠ぎりぎりまで削る必要がある。でないと右から3軒目と4軒目の間だけ不自然に間隔があいてしまう。あとこの3軒目と4軒目の接合部だけはベランダの仕切りを新設する必要あり。他の部品は全てなんとかなりそうだが、この仕切りだけはプラ板とかで作らないといけなくなる。写真の状態での作例は、まだ仕切りを取り付けていない。

 

 ちなみに公団住宅キット1箱と、あとビジネスビルの残り部品が大量にあるのでこれを使う。

 1階部分は他の建物に使った。ビルは4つ組み合わせてTOMIXの高架駅の店舗と結合し、ホテルっぽい建物にした。残ったのがこれ。もはやゴミといっても過言ではない状態。2階層がつながった窓パーツは、はっきりいってあまり使えないので大量に残っている。看板類や柵なども少し残っている。けどこれ、アパート的なものには使えるのかねえ..。

 

 なんとか「団地っぽさ」を消す方向で工作をしてみようと思っているのだが、こんな行き当たりばったりでうまくいくのか、今から不安だったりもする...。

 

 

 たまたま昨日、近所のリサイクル屋へ行ったら、モデモの広電グリーンムーバ―が売っていたので買ってみた。他に何も今回は収穫なかったので、ためらいなくゲット。1万円以上余裕でした、というか定価より消費税ぶん程度安いだけだったのだが、10年前の発売になったときは買えなかったし、そもそも今となっては定価より安い値段の中古自体見かけることもなかったわけで。ネットを調べてみれば、この製品の悪口が出てくる出てくる。ここまでひどく叩かれる製品、いったいどんなものなのか...。

 波打ってますね...。先頭の車両が上に向いてしまってる。各所で言われてる通り。けどこれ、収納ケース自体に問題ある気もするんよな。明らかに先頭車の前面下らへんがきつそう。実際波打ってるんだけど、このケースの作りが余計にそれを際立たせてる気がする。

 車体はけっこうきれいなんだけどね。車両の境の幌部分の作りが微妙。カーブ曲がるときとか、この幌が引っかかって曲線に沿って車体が曲がらないんじゃないのかね...。車体を取ってみたら、モーターを載せている車両は車輪がない(両側の車体で支えられてる構造)。このモーターの重さのせいで車体が沈むせいで、先頭車が上を向いてしまう模様。モーターを搭載してない中間車側の先頭車は、まだ上向きなのがそこまでひどくはない(それでも上向いてるけど)。

 ちょっと油断すりゃこの通り、すぐがたがたに。まあうちの場合、線路自体ががたがただったりもするので、ここに関しては特に問題はないんだけども。しかし動力システムがけっこう華奢なもので、ちょっと油断すれば壊してしまいそう。走らせてみたら騒音がうるさい。 ジー―――ってそこそこ大きな音を立てて、かなりゆっくり走っていく。空転してるような気がする。

  もちろん227系には追い付けない。並べて走らせたらTOMIXの227系のほうがはるかに静かに流れるように走っていく。この227系も、最初仙台のリサイクル屋で3両基本を導入、225系顔はKATOよりTOMIXのほうが似てる気がするし、実際227系はけっこうよくできていた。気に入ったせいで3両がすぐ6両編成になり、そうこうしてるうちに2両基本もそろえ、旅先のリサイクル屋で安かったからと2両編成も1本また1本と増結、結局6両編成2本の12両体制に。TOMIXは車番が選べるのがいいんだよ。そういえばグリーンムーバ―も車番を選べた。ステッカーがずいぶんと充実していた。そういうところはよかったんだけどね、やっぱ走行性能や値段などを考えると、グリーンムーバに安易に手を出すのはあまりお勧めできないな、といったとこでしょうか。このレイアウトに併用軌道を設置したものの、まだパワーパックがなくて通電できずなのだが、急カーブも一度走らせてみないとな。多分すごいことになるんだろうが...。

 

 2月に鉄コレでグリーンムーバ―の同じようなのが出るみたいだけど、あちらはちゃんと走るんだろうかね...。もう予約してしまったのだが。とりあえず正月はこのグリーンムーバ―をチューニングして、どうしても無理なら鉄コレの5車体連接の下回りに変えるか。

 

 ようやく札幌へ戻ってきました。冷凍ギョーザを食べたら、なんか宇都宮の気分になったので宇都宮の車両を出してみた。

 E233系と、あと黒磯までの205系。といってもうちのは日光線仕様の車両なのだが。あと107系もこのカラーのやつを時折見かけた。あとは貨物列車。E231系も持ってるんだけど、線路はこれだけしかないので出せず。というかやっと16両ケースをゲットして、E233系を詰めれたんだよな。これであとは烏山線の車両が居れば....。

 

 バスもいる。

 駅前に餃子の皮に包まれたヴィーナスがいるんだよな確か...。205系は4両、107系に至っては2両。首都圏の10両とか15両がいかに規格外かがよくわかる。

 もうホームの末端部が余りまくり。そういえば107系にアンテナつけ忘れてたわ。部品なんて失くしてしまったので、GMキットのあまりからとってくるかの。

 

 しっかし昨日今日は散々だった。昨日飛行機が欠航→空港に車を置いてフェリーで島外へ出ようとした→猛吹雪で空港から港まで歩けません→仕方なく港まで車→不本意ながら宿代を払って本土側に宿泊。ここで宿泊しないと朝6時半の特急に乗れない。6時半の特急を逃したら次は13時台まで無い。

 多くの旅人を引き付ける最北の特急「サロベツ」。しかし最北の住人からしたら、これに長時間乗るなどは貧乏くじ以外の何物でもない。しかもいつからか旭川乗り換えが当然になってしまってる。旭川の接続はすぐ、トイレに行くひまもないとかね。

 こんな沿線風景が延々と続く。こんなとこにいきなり放り出されたら生きていける気がしない。しかも港に車を置いてきたせいで、明日は空港から港まで小一時間歩くはめに。あーやれやれ(怒)と思ってたら帰りに予約してた飛行機も欠航になった。で、帰りもJRで5時間以上かけて帰り、しかも宿代まで余分にかかるという悲惨なことに。島までの船は午前と午後の二便。物資は主に午前便に乗るため、午前の船は午後に比べ欠航になりにくい。余裕ぶっこいて月曜の朝の特急に乗って、午後便だけ欠航とかは悲惨(というか職場から制裁を食らうと思う)。午前の船に乗るためには前泊が必須。ほんと良くないことは続くわ。明後日朝は港に着いたらまず車を積雪の中から救出しなきゃいけない。ま、とりあえず今から工作でもするわ。

 ネットをうろうろしていたら、先日弘南鉄道の鉄コレを発見。中古で爆安だったのでつい買ってしまった。

 元東急7000系。細かい社紋などもしっかり表現されてて、なかなかいい感じです。昔のグリーンマックスの未塗装キットは寸詰まりだったし、ちょっとスケールより大きかった。そういうあたりの私にとっての不満点が解消されてるので、この鉄コレはいいと思ってます。車番も再現されていたので、昔乗りに行ったときに乗ってないか、写真引っ張り出して調べてみた。

 もう15年近く前、大阪から日本海で大鰐温泉まで行って、弘南鉄道で中央弘前行って、市内観光してから黒石まで往復、という行程だったと思う。寝台特急ブルートレインに乗ったのは人生でこの一回だけだった。大鰐温泉は4月中旬で早朝すごく寒かったのと、黒石は桜がすごくきれいだったのを覚えてる。で、よく見れば鉄コレは大鰐線の車両なのね。大鰐線は乗った時の写真はなく、その後弘前行ったとき、城からJR弘前駅へ戻るとき横を通るので何度か電車が止まってるのを見たのだが。

 該当車番の写真は見つけられなかった。まあいいや、大鰐線はJRとクロスする所もあるし、特急つがるや701系と並べて走らせるか。

 それと静岡鉄道の鉄コレも、某リサイクル屋で発見。

 地方都市にこのような斬新な新車が出現するのは驚き。緑色は去年実際乗ったので、探してたのよ。こちらもよくできています。ただ、動力や床板の固定が甘い。すぐするっと取れる。

 当分静岡へは来れないから、この際乗っておこうと思って、あえてわざわざ静岡鉄道に乗った。本数多くて相当便利だけど、清水も静岡も草薙も、JRとの乗り換えはかなり不便。こちらはJRと並走区間があるので、札幌の家にあるレイアウトでもそれは再現できそう。弘南と違って複線で本数も多いので、静岡鉄道はもう1編成ほしいとか思ってます。ちょうど新静岡駅で乗った緑色の車両の隣のホームには、回送の青色の車両がいたので、こちらの鉄コレもリサイクル屋などで捜索中。けどなかなか無いんだよな。

 

 さて、工作の続きをするか。札幌の家のレイアウトには路面電車の併用軌道とスーパーミニカーブレールのテスト路線を組み込む予定なので、それらの駅ビルやらを作らないと。

 だいぶ前、メトロ6000系のキットを作った。作ったときは小田急車両と並べようとか思ってたはず。けど東京行けば割と千代田線はよく利用するし、6000系はまあまあ馴染みのある車両だった。それが先年引退なんだからびっくり。京王6000系とか京急1000系とか東急8500系とか京成3500系とか、子供の頃に雑誌とかで見た車両が最近どんどん引退していってて、なんとなく寂しい

 

 まあそんな中でもメトロ6000系はあまり古臭さも感じず、キットの出来自体も後期の製品だからかいいと思う。組みやすさで言えば小田急1000系、西武新2000系キットあたりも、高いしバリエーションは少ないもののいいと思う。まあそれでよ。メトロ6000系は207系に揃えて6両だったのだが、207系を廃車にして(これらは205系関西仕様4両と中間2両は武蔵野線の205系中間車に化けた)ケースが空いていた。しかもうちの小田急車両はメトロはこねと鉄コレの8000系、GMキットから作った1000系がいて、メトロはこねは10両編成(増結4両探すのにものすごく苦労した)、8000系と1000系もほぼ常時両方つなげて10両編成(なので鉄コレ8000系に動力は入れていない)。となってくると、メトロ6000系だけ6両ってのは具合悪くなってくる。よし増結だ。

 

 と思って、再販のタイミングを狙って9年くらいぶりに増結セットを買ってみた。

 

 当然「増結セット」であるので、基本4両セットを持ってない人はこんなの買わない。なので説明書もなんにもなく、ただ部品がごそっと入ってるだけ。開けてみると。

 

 袋にうまく入るように、ランナーが2つにカットされてる。おかげで床板がぶらぶらしてとれそうです。まあ取れても問題ないんだけど。屋根はパンタ付き車とパンタなし車用にそれぞれ2枚ずつ入ってる。なんだろこのぜいたくさ。京急1000系キットは配管付きの屋根しか入ってなくて、「不要なとこ削ってね」仕様だったことを思えば、雲泥の差。しかも屋根にはパンタグラフと機器類を取り付ける穴がすでに開けられているというぜいたくさ。そりゃ他のキットより高いわな。床下機器類も、最近の塗装済キットのと共通のが入ってる。それも3枚も。

 

 キット自体は組み立てやすいけど、側板と妻板とを接着するとき、高さを合わせるのは慎重にやったほうがいい。「ここだ!」と思って接着しても、屋根板と妻板の間に隙間ができる。微妙にRが違ってる気がする。まあ修正は容易ですが。車体のモールドは全て凸。なんか時代感じるよね。帯はそのままでも差支えないけど、営団のマークはさすがに削るでしょう。小田急の新型車と並べて走らせるんだから。

 

 組み立てはすぐに完了。だが。ここからが問題。

 

 今ある6両。屋根板と帯、何色使ったんだっけか。車体の銀もアルミシルバーじゃなくて普通の銀色を塗ってるっぽい。帯は東急のライトグリーンな気がするけど覚えてない。少なくともキット指定の色でないことは確か。屋根板はもっと問題で、いつもはミスターカラーのニュートラルグレー(海自の軍艦にも使ってます)を屋根に塗るが、それよか明らかに明るい色をしてる。米海軍の軍艦色を使ったのかも。ああわからん。作ったのが9年も前だからわからん。

 

 わざわざ塗料を買うのも馬鹿らしいので、結局はすぐ塗装できる状態で札幌の家に持って帰り、塗装と仕上げは札幌の家ですることになった。この際クーラーとアンテナ類も別パーツに変えようかと思ったが、厚別のタムタムに行くのもしんどいし(地下鉄とJR乗り継いだら家からだと片道700円近くもかかる)、そのうちでいいや。ステッカー類も忘れず持って帰らないとな。

 

 南海3000系鉄コレを買ったら、先頭車が1両余ったって話の続き。泉北100系の保存車と同じカラーにしてみようと、おおざっぱに色を塗ったところまでやりました。あとは顔を書き入れたり細かい部分の色入れなどをして、いろいろ端折って車体は完了。顔の輪郭の部分は何度も塗り重ねたりして、やや汚くなってしまった部分もあるのだが、これが私の技術の限界。

 

 展示台は鉄コレに封入されてるレール。あのレールも省略していいからもっと値段下げてほしいと思うんよね...。ちょっとバンにある実物の写真を参考に、グリーンマックスの展示台をそれっぽく加工してみたら、高さはぴったり。昇降台はまだ色塗ってない。また、前面だけでなく妻板側の連結器もダミーカプラーにしておく。

 

 

 まあ並べたらなんかこんな感じなんですけどね...。札幌の家にあるレイアウトの一角に作る公園に置く予定なので、遊具や樹木などは再来週に札幌行くときにベース共々まとめて工事する。昇降台は屋根は省略。緑のシートの上に載せればこんな感じ。

 

 

 近くで見ればけっこう塗装が汚かったりするが、公園の予定地はビルの裏のちょっと奥まった部分になりそうで、あまり目立たないのでこれでよしとする。ウェザリングもしたいがツール類は札幌の家に置いてきたのでこれも再来週。行先シール類も札幌の家に忘れてきたので再来週。ちなみに実物は側面の出入り口はスロープなんだけど、スロープ用の手すりを作るのが面倒で、とりあえずは普通の階段にしてある。これで今こちらでできる工作は全て終了。余剰になった先頭車を活用する一例だけど、もしセットで買って車両が余ったりしたら、こういう工作もいいんじゃないでしょうか。

 

 泉が丘駅近くにできた子供の遊び場であるビッグバン。いつの間にかパンジョの横にできていたわけ(私が浪人してた頃にできたらしい?)。府知事にカネかけすぎと批判されるようなこの施設のすぐ近く、作例の車両(3000系じゃなくて100系だけど)があるのがちょっとバンで、団地の中にある児童公園といった趣で、車体の中は子供の遊び場となっているそう(入ったことないけど)。某マップサービスとかレビューサイトとかでは、ちょっとバンは正直ちょっと辛口なコメントが目立つ。まあ批判したい気持ちはわかるんだけどね。例えばUSJのすぐ近くに「ちょっとJ」なんて施設があったとすれば、誰しも興味惹かれるところだと思うけど、行ってみれば実はただの児童公園(それも時間外は入れませんとか)だったとしたら、そのがっかり感から心情的にレビューは辛辣なものになるのも仕方ないけども...。

 

 けどさ、ビッグバンは「休日に家族で高島屋やパンジョで買い物して食事して、ついでに家族みんなで遊びにいく」とこであり、ちょっとバンは「放課後に友達同士で軽く遊ぶ」とこって感じで、その役割は大いに異なると思うんよね。ビッグバンは入場料かかるけどこっちはタダ、そもそもちょっとバンにビッグバンとおなじような役割を求めるのは違うんじゃないかなと思うんだよねえ。ニュータウン内では錦織公園みたいな広大な公園を後で作るのは難しいので、こういう子供だけでも安心して遊べるとこは貴重でしょう。などと言いつつ今回の工作はここまで。

 

 南海3000系の鉄コレ。6両編成にして1両余りました。今後4両編成にすることはないし、8両編成にすることもない。南海3000系として日の目を見ることはおそらくないと思う。

 

 

 たぶんこの鉄コレを買った人は、みんなこの悩みを抱えていると思う。この先頭車どうするべ....。

 

 うちはとりあえず保存車両にすることにした。泉北の泉が丘駅近くにビッグバンという遊戯施設(確か某大阪府知事に「外見にカネかけすぎ、みたいなこと言われてたよな)があり、その近くの公園に泉北100系(3000系の一世代前の車両)が保存されている。ビッグバンのキャラクターのラッピングをされてね。1両余らせてても仕方ないので、ひとまず色を塗り替えるところから。

 

 

 基本的にフリーハンドで車体に書き込みます。これが広告とかもっとリアルな写真に近いようなラッピングだと無理だけど、これならなんとかなりそうな気がした。おいおいそんな行き当たりばったりで大丈夫かよ....なんですけどね。それでもいけそうなところは先にマスキングしてスプレー塗装。そのあと水色を筆塗りして輪郭を足す。白だけは塗り重ねられないため、慎重にやってみる。まあ少し失敗したんですけども。

 キャラの位置は合わせてあるが、屋根との境目の波線などは正確な形状がわからないため、写真を参考にそれっぽくしてみる。もう一枚

 

 妻部の窓の星、位置がよくわからなかったため、もう適当にそれっぽくとしか言いようがない状態。シロクマのキャラ(ベアル。あんなぼおっとした顔してても一応工学部教授だとか顧問だとか船長という設定らしい)の輪郭ももう少し修正が必要か。まあ白い部分を水色にするのは簡単(逆が面倒なんだよな)なので、顔を書き入れてからバランスみながら修正予定。泉北100系と3000系は似てるけどだいぶ違う(100系も更新後はだいぶ3000系に近い顔になったけども)。写真を参考にしてもやはり多少のずれは出てきてしまう。疲れたのでベアルの顔を書き入れるのはまた今度。集中力が必要なので精密作業は疲れるのね。また、側面にメロウという女性キャラの顔が載るが、こちらは肌色を筆で入れればいけそう。メロウは「無限のやさしさと厳しさを併せ持つ」らしい。友達はいなそうなタイプだよね...。

 

 果たしてこんな行き当たりばったりで完成するのか。

 

 

 数日ぶりに昨日今日と物資が島にやってきた。注文してた資材などもやってきて、ぼちぼち工作再開。昔からあるGMキット、あの室内がらんどうなのは、通勤車両とかならまだ多少は許せる部分もあるけれど、窓の大きい車両とかクロスシートの車両だと、やっぱり今の目ではかなり厳しいと思う。鉄コレですら室内の再現あるんだからねえ....。

 

 近鉄特急を作ってて、なんとかこの室内をラクして再現することはできないものかと、足りない頭で常に考えていた。がらんどうの室内、室内を覗けば不気味に光る分厚いおもり。なんか嫌。かといっていちいちサイズを測っていちいち多数の座席っぽいものを切り出して、とか考えるだけでも面倒臭い。座席の背もたれとして分厚いプラ板をカットするだけでも面倒だし、それを角度をそろえて床板にきちんと接着とか、ずぼらな私には到底無理です....。

 

 とりあえずおもりの上にプラ板を貼り付ける。ちょうど床板より少し幅を狭くしたようなサイズとする。おもりの上に両面テープでも使って貼り付けてしまえばいい。これでおもりは見えなくなる。問題は座席。L字型の棒ならなんとかなるのではないか、などと考えて試してみた。

 

 

 このメーカーの角棒などは、日ごろから工作でよく使ってお世話になっている。けっこう色々なサイズあって便利なのよね。今回は辺の長さが2mmのものを使用。検討した結果、近鉄特急のキットにはどうもこのサイズのが一番よさそう。これを幅4mm程度に切り分けていって、床板のおもりの上に張り付けたプラ板の上に並べていく。これなら切り分けて並べるだけ。プラ板で長さ測って1から切り出すより全然ラクだった。接着面が広く、角度も固定なので接着時の手間も少ない。こうして写真左上のが座席を貼り付けた床板。車体にはめこんだら細かいとこは見えないと思うので、塗装なんかは適当。室内の色は本来あずき色なのだが、手元に塗料がなかったのでとりあえずグレーで。塗料が到着しだい塗装しなおす予定。

 

 これで車体にはめこんでみたら、こんな感じ。

 

 

 この写真だとちょっとわかりにくいけれど、予想の斜め上を行くほどに絶大な効果が。ちょっと背もたれが薄いのが難点と言えるが、鉄コレと比べても遜色ないレベルにはなると思う。結局ガラス越しにしか室内は見えないので、少々雑な工作でも目立たないし、この程度の工作でこんなに大きく変わるなら、クロスシートの車両ならキット組み立て時に室内を再現してみる価値はあるんじゃないだろうか。あとは室内の仕切りもあれば完璧なんだけどもね。ということで次回。