読書シリーズが何回目なのかわからなくなりました。
最近どどどっと本を読みましたよ。
東野圭吾の本を紹介してるサイトがあって、そこを見て読んでみたいなと思う本があったのでさっそく図書館で借りてきました。
『虹を操る少年』
人よりも色彩や光がよくわかってしまう少年の話。
例えば、家の壁の色を見て『この色は赤と青と黄色と黒をこれくらいずつ混ぜたらできる』とかがわかったり。
普通の人なら見えない星の光が見えたり。
そんな少年が自分で作った機械で光を操り、人々の心を魅了していく。
ところが、その光を商売に使おうとする人間が出てくる。
そして少年の脳の作りを調べ、その才能を横取りしようとする人間が出てくる。
少年や少年を取り巻く人間はどうなってしまうのか?!
みたいな話。
読んでておもしろかったけど、現実離れしてて、この年で読むのはどうかなーと思ってしまった。
SFっぽい話が好きな人にはおもしろいと思います。
『さまよう刃』
これは今映画にもなってますよね。
娘を殺されてしまった父。
しかもその殺され方がひどく、薬を打たれ、意識が朦朧としているところを犯し、そして薬物摂取によるショック死。
犯人は未成年の少年達。
父親は少年達が録っていたビデオテープで娘の死の真相をしり、復讐をしようと決意します。
人を殺したのに「少年法」で守られる犯人と、少年法で守られている犯人を殺そうとする父。
何が正義で何が悪なのか・・・。
みたいな話。
これは東野圭吾っぽくて読み応えがありました。
相変わらず殺しのシーンはけっこう生々しく描かれていて、想像すると「・・・」となってしまいました。
私は法律とか詳しくないけど、少年法についてはなんとなーく知っています。
今まで現実にあった事件でも少年法が適応された事件は何件もあります。
「人を殺す」ってなんなんだろうと思います。
少年法で守られていいのかな。
「未成年には未来がある。更生させればいい。」という考えでいいのかな。
さまよう刃を読んで、また改めて少年法について考えてしまいました。
そして今『流星の絆』を読んでいます。
ドラマでもありましたよね。ドラマも気になってたけど結局見ることはなく、どうせならドラマで見るよりも本を読んだほうがいいと思って借りました。
じつは犯人は知ってるんだけど・・・どうやって犯人を突き止めるのか、3兄妹はどうなってしまうのか、気になります。