過日、メンタルヘルス対策のセミナーが開催され、○○会社のハラスメント対策で、
下記の事例を話題提供させていただきました。
○○会社では、過去ハラスメントがあり、職員が退職するなどのことがありました。
会社から相談があり、会社代表とも協議したうえで、ハラスメント対策で安全衛生委員会設置を提案しました。
会社は、1つの事業所での従業員は50人未満がほとんどで、法的に安全衛生委員会設置義務はないのですが、安全衛生法を上回る水準で、事業所全体をまとめて安全衛生委員会を設置することとなりました。
事業所ごとでは毎月1回委員会を開催し、全事業所単位では年2回の委員会を開催することとしました。
さらに、職員の相談・カウンセリングとして産業カウンセラーなどに第3者委員を依頼し、職員は無料で相談・カウンセリングができることとなりました。
法を上回る体制整備を行った会社代表に敬意を表させていただきます。
さて皆様の会社・職場では、ハラスメント対策をどのように行っていますか?
労使で協議し、会社・職場全体で、いじめ・ハラスメントは、会社・職場として損失であるという理解をもち、
第1に、会社トップが音頭を取っていじめをなくすアピールを行う
第2に、ハラスメントに個別対応するのではなく、安全衛生委員会やハラスメント対策委員会などを設置する
第3に、会社全体で、管理職はじめ全職員にハラスメント対策セミナーなどを開催する
第4に、外部の産業カウンセラーなどにも依頼し、労働者の相談・カウンセリングを行う
などのいじめ・ハラスメント根絶の体制整備を行いましょう。
会社に対して労働組合は、ハラスメント対策を提案し、労使一緒にハラスメント対策を行うことができます。
山梨ユニオンは、
労働者個人のハラスメント対策はもちろんですが、
会社としてのハラスメント対策の体制づくり
どちらも相談に応じます
問い合わせは
山梨ユニオンまで 055-287-8113
2021年6月15日