2月19日(金)午後7時から、全国ユニオン2021春闘決起集会が、東京都内で開催されました。

  私たち含め、首都圏以外はオンライン参加とさせていただきました。

  

  加盟する各ユニオンの職場から、春闘での賃上げ要求などの取り組みが報告されました。

  特徴的な報告としては

 1,「なのはなユニオン・富士そば支部」からは、労組結成し要求したら、委員長と書記長を懲戒解雇するという前代未聞の不当労働行為と

  闘うこと。

 2. 「ユニオンみえ」からは、連日、生活支援の派遣村状態であること。

 3.「岐阜一般」からは、外国人技能実習生が、派遣労働者以下の状態に置かれ、ほとんどお金を持たずに、組合のシェルターに駆け込ん

  でくること。

   さらに、定年再雇用問題では、基本給を除いて手当など賃金を同一賃金とした先行事例。

 4.「伊丹ワーカーズコープ」からは、厚生労働省が視察に来た中で、政府としてコロナ下で、今後、旧失業対策事業のような政策が必要で

  はないか、との話があったこと。

   など、コロナ下で、もっとも被害にあっている労働者の現場から、貴重な活動報告がありました。

   私たち、山梨ユニオンも2021春闘での取り組みを報告させていただきました。

 

 働く仲間の皆さん

 2021春闘では、非正規労働者、外国人労働者など、コロナ下で、仕事がなくなり解雇・雇止めにあい失業し、生活が困窮する労働者を支援することが、自らの職場で賃金・労働条件等の改善要求と同様、労働者全体の課題になっています。

 

山梨ユニオンは、「8時間働いて生活できる賃金」の要求を掲げて

        「正規も非正規も、ともに生きよう春闘」として、2021春闘で賃上げは

 

 〇 正規労働者   平均賃上げ 定昇込み4%以上賃上げ  10,620円+格差是正分

 〇 非正規労働者  時給60円アップ

 〇 最低賃金    だれでもどこでも今すぐ時給1500円以上

 

 を要求していきます。

 

 同時に、山梨ユニオンは、組合がない職場で「有給休暇がとれない、残業代が支給されない」などの労働基準法違反を改善するためにも働く仲間の皆さんに、

 様々な職場改善要求を掲げて「今こそ職場に労働者の権利を守るユニオンを!」を訴え、コミュニティ・ユニオン運動のさらなる拡大、さらに全国的連携・大同団結を目指していきます。

 職場での法違反状態に嘆いているだけでは、権利は守れません。

 皆さん一緒に、職場からの要求を掲げて、2021春闘を取り組みましょう。

 

 山梨ユニオンは、組合がない職場で働く皆さんの要求づくりをサポートしますので、遠慮なく電話・メールで問い合わせしてください。

 よろしくお願いいたします。

 

 電 話 055-287ー8113

 メール y-union@tenor.ocn.ne.jp

 

  2021年2月22日