パワハラ体験記を連続でお届けしていますが、パワハラの原因と対策について掘り下げていきたいと思います。

 

私は、被害者を助けてあげたい

という気持ちが強いのですが

それは同時に加害者を出さないことにも

力を入れていかなければならないと

考えています。

 

今日は、

どちらにも見てほしいブログです。

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ヘイト暴力のピラミッド

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①先入観による行為

・冗談

・うわさ

・ステレオタイプする

・敵意の表明

・配慮を欠いたコメント

・排除する言動

 

今の時代、管理職の人に注意してほしいのは、

「配慮を欠いたコメント」です。

 

部下から上司へ話しかけるときは

だいたい配慮を感じるのですが、

(それでも最近配慮にかける場面は目にします)

 

それ以上に

上司が部下に話しかけるときは

まったく配慮しない人間もいます。

 

単純に嫌われます。

 

嫌われると嫌いになっちゃいますよね。

 

上司だって人間だもの。

 

嫌いになっちゃうと、

ステレオタイプすることに繋がっていきます。

 

残念ながら、

自分より年上だから、

自分よりはるかに器が大きいだろう

という予測をしてはいけません。

 

これは単純に悪循環の始まりです。

 

②偏見による行為

 

・スケープゴート

・非人間化

・嘲笑

・社会的回避

・誹謗中傷

・意図的な差別発言

 

先入観と偏見は混ざりながらヒートアップしていきます。

 

スケープゴート

というのは、身代わり・生贄という意味です。

 

集団の中で一人「生贄」がいるとそれ以外のメンバーは安心できます。

上司も、ストレスの開放先になるため非常に都合が良いのです。

 

いじめ

 

ですね。

 

いじめという言葉も、もうすでに様々な犯罪の総称として認知されて来ました。

 

小学生や中学生など、

経験も知識も少ない未発達な集団にはどうしても

生まれてしまいます。

 

そのために、周りにいる大人が

子ども自身の心を向き合う必要があると考えています。

 

年齢を重ね、

おとなになってもいじめに参加してしまう人間は

幼少期に出会った大人に

恵まれなかった可能性があります。

 

過去はもうどうしようもありません。。。

 

大人の心を変えるのは非常に難しい。

 

なので、社会人になって、

スケープゴートを作ってしまう集団に出会ったら

その組織はいずれ破綻します。

 

早く逃げましょう。

 

③差別行為

 

・住民差別

・教育差別

・就職差別

・嫌がらせ

・社会的排除

 

まだ加害者も、自分が加害者だと気づかない事が多い

「差別行為」

 

「自分は厳しい方だけどそこまではしていない」

と思っている人はもうここまできてるかも。

 

そろそろ、本当に正しいことは何か考え直さないと取り返しがつかないことになってしまいます。

 

「大卒なのにそんなことも知らないのか」

「あそこの町の出身者は意地汚い」

 

情報を共有しなかったり、

嘘の情報を教えるのもNGですね。

 

ちなみに、セクハラもここです。

 

被害者の方は、

ここまで被害にあっているようならボイスレコーダーを購入しましょう。

 

スマホなども優秀なのですが、

電話がかかってくると録音が止まってしまいます…

 

その前に、信頼できる人に相談してもいいかもしれませんが、

私は相談した相手から加害者へ相談内容が漏れて悪化したのでw

 

もしくは、私達に相談してください。

精一杯サポートします…。

 

ここで止まらないと次は…


④暴力行為

・殺人

・強姦

・暴行

・脅迫

・放火

・テロ

・器物損壊

・冒涜罪

 

パワハラ用じゃないのでけっこう物騒な言葉になっていますが

大袈裟ではないのです…

 

私は暴力行為の被害者になってしまったので。

 

暴行のあと、

「訴えるなら訴えればいい。謝らないぞ。」

と言っていました。

 

(ほんとに愚かな人だなぁと思いましたが…)

 

もし万が一、加害者になってしまった人がいたら読んでほしい。

 

今回の私の暴行事件の加害者は

・怒鳴り、脅しながら謝罪拒否

・事件を隠そうとした

・私を辞めさせようとした

 

という初期行動があったため

「法に裁いてもらおう」

と決心しました。

 

加害者になってしまったら

・すぐ謝る

・若い社員なら電話で親にも謝る

・社長などにも迅速に報告

・すぐ弁護士を雇う

・社長と同行して親の元へ謝罪に行く

・なんなら病院なども手配する

・というか、あなたも病院へ行きなさい。人に暴力を奮ってしまうなんて、病気です。

 

被害者になったあなたへ

・すぐ110番(現場検証)

・被害届を出す

・そのあと病院(怪我の診断書とる)

・今後の誰かとの会話は全部録音

・労働基準監督署へ通報

・苦しくてどうしても動けなかったら私達まで連絡ください

 

 

⑤ジェノサイド

 

・意図的、制度的な民族の抹殺

 

例を上げるとしたら

オウム真理教などかもしれない。

 

パワハラと結びつけるとしたら、

法律に違反せずに制度的排除を行うことは難しいかもしれない。

 

 

噂や冗談が

民族抹殺まで行くなんて想像できないと思います。

 

自分はどうですか?

 

誰かを偏見でみていませんか?

先入観はありませんか?

 

偏見や先入観を捨て去ることは難しいですし、

むりやりなくそうとしなくても大丈夫。

 

大切なのは、

自分はこういうことに多少偏見がある

私はこういうことには先入観がある

 

と自分をよく知ることです。

 

今いる場所は、大丈夫ですか?

 

加害者になってしまう環境も

被害者になってしまう環境も

 

残念ですがそこはゴミ箱です。

 

そこから早く抜け出しましょう。