特別な母校訪問の日 | Y's tea オーナーのブログ”紅茶で世界をハッピーに☆”

特別な母校訪問の日

いつもと違う、特別な母校訪問。

母校の宇都宮東高等学校へ。

普段から、講義や学校評議員等で伺う機会もありますが、

今回は特別。

僕の先輩で、高校の国語の教師を務めているK先生が、

ことしでご退職なのです。

先生のご卒業前に、「是非学校にいらしてください!」

とのお誘いで、伺いましたが、小さくも大きなイベントがそこにはありました。

 

1つめは、「K先生の授業を僕が聴く」です。

古文の普段の授業を、高校生と一緒に僕も受講します。

なつかしい学生時代の古文の授業を思い出しながら、

最初で最後の先生の講義を生で味わう。

じーんと心に感じながらの時間でした。

 

2つめは、「僕のサプライズ授業」

生徒には無告知で、国語の授業の後 突然K先生から

「これからみんなの先輩である根本さんに、人生と、

仕事についての特別講義をしていただきます!」

生徒もびっくりだったでしょうが、

先生が素晴らしいウォーミングアップをしてくださったので、

皆リラックスして笑顔で聴講頂きました。

 

3つめは、「特別校内見学」

僕は学校評議員を3年つとめましたので、

授業参観や主要な校内の見学はしましたが、

K先生と、普段案内されない場所、僕の思い出の場所を巡らせて頂きました。

全く変わっていないものや、無くなってしまったもの、

そして昔は考えられないような設備や部屋まで・・・

4つめは、「東栄文庫」(写真)

母校の卒業生が集う同窓会「東栄会」

僕も入会している会で、会員皆が、生徒の為に図書館に「東栄文庫」として専門書等の寄付をさせて頂いております。

専門的過ぎて、読まれていない文庫がある事が分かり、

数年前から「生徒に読みたい本のアンケートを取ったらどうか?」「専門書に拘らず、読みたくなる本をセレクトしたらどうか?」と提案をさせて頂いております。

すると・・・

今期から、画像の通り、

コミックが初採用となり、東栄文庫の新刊として、

通常の本棚から独立して、入り口付近の見やすい場所で増設頂ける様になりました。読者も劇的に増えたそうです。

これも嬉しい瞬間でした。

こうして、母校出身で、母校で教鞭を振るう素晴らしい先生が

また一人ご卒業となりました。

とても寂しい気持ちで一杯ですが、

この瞬間に立ち会えて本当に嬉しく思いました。

 

 

 

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