4市合同防衛協会 防衛講演会 & 懇親会
10日、ホテルエミシア東京立川で、『令和6年度 4市合同(立川市・昭島市・日野市・青梅市防衛協会) 防衛講演会 & 懇親会』が開催されました。
”いま伝えたいこと”と題して、東京都防衛協会 常任理事(元陸将)の岸川 公彦氏より防衛講話がなされました。
防衛大学校、自衛隊組織、リーダーの統率のこと等をはなされたほか、各種災害派遣における自衛隊の役割りについての雑感を話されました。
発災直後(~72時間)にあっては「命を救うこと」が最大の使命で、即時救援活動時にあっては「生きるための希望を付与すること」、応援復旧段階にあっては「再び自らの力であゆみ始めるための勇気を付与すること」と、されています。
早期からの出口戦略の確立を持ち、応援復旧支援終了段階以降における自治体等への業務の移行等に関する認識を持たれています。そうでなければ、自衛隊への依存が強まり、自立が遅くなってしまうからです。
また、岸川氏は日本地雷処理を支援する会(JMAS Japan Mine Action Service)の理事長をされ、その活動模様について紹介されました。
JMASは、専門技術を有する退職自衛官を主体として、技術指導を通じた地雷・不発弾処理を行うことのできる日本で唯一のNPO法人です、また現地での地域復興支援プロジェクト等を実施されています。カンボジアをはじめ世界各国で、国際貢献活動を行われています。
地雷除去支援に関しては、山口那津男 常任顧問(前代表)が、1990年代から取組みを始められています、とても共感を持ちました。大変危険な活動と思います。ありがとうございます。