クリーンセンター・たちむにぃ 事業報告説明会 | 立川市議会議員/公明党 高口やすひこブログ

クリーンセンター・たちむにぃ 事業報告説明会

28日、立川市クリーンセンターで、『立川市クリーンセンター・たちむにぃ 事業報告説明会(オープンハウス型)』が開催されました。

 

令和5年3月1日からの立川市クリーンセンターたちむにぃの本格稼働開始に伴い、まとめられた令和5年度運転実績等を、パネル展示されている資料をもとに、種々説明して頂きました。

 

搬入された燃やせるごみは、令和5年度の29,196t/年の計画に対し、33,092.11t/年となっており、計画を上回るごみの受け入れとなったそうです。また、燃やせるごみに混入した金属類は、71.83t あったとのことです。私自身、より一層気を付けたいと思います。

 

ごみを燃やして作られた高温高圧蒸気を使って、蒸気タービン・発電機で発電をしています。令和5年度の発電量は、15,348,880kWh とのことです。発電した電気は先ず本施設で使用され、余った電気は売電されます。その売電した電気を本庁舎、総合リサイクルセンターで使用しています。いわゆる「電気の地産地消」です。

 

排ガスの定期検査におけるばいじん、窒素酸化物、水銀などの環境測定値は、自主規制値以下となっています。概ねは、自主規制値より、はるかに低い値なのですが、塩化水素の最大値は自主規制値の70%にまでなっています。

 

塩化水素ガスは、プラスチックを燃焼する際に発生し、また金属を腐食させると言われます。このことからも燃やせるゴミの中に、プラスチックを混入させることは、できるだけ避けなければと思います。私自身、気を付けなければと思います。

 

隣接の緩衝帯の工事が進んでいます。足湯が出来る予定地も確認しました。完成を楽しみにしたいと思います。