オンラインセミナー 水害リスク管理のデジタル化で水災対策を”省人化” | 立川市議会議員/公明党 高口やすひこブログ

オンラインセミナー 水害リスク管理のデジタル化で水災対策を”省人化”

25日、株式会社ジチタイワークス主催『オンラインセミナー  水害リスク管理のデジタル化で水災対策を”省人化”』を視聴しました。

 

ワンコイン浸水センサ実証実験~自治体・企業等からの新規参加者を公募中~”と題して、国土交通本省の河川情報企画室、企画専門官の成島大輔氏より、講演されました。

 

途中からお話しをお聞きしたので、改めて自身で調べました。国土交通省のホームページ、”ワンコイン浸水センサ実証実験”では、下記のようにあります。

〇大雨による浸水被害が頻発するなか、迅速な災害対応や地域への情報発信を行うため、堤防における越水や決壊などの状況や、周辺地域における浸水の状況を、速やかに把握することが求められています。

〇また、流域内で活動を行う様々な企業等においても、各者の店舗や事業施設の適切な管理、住居や車両の浸水被害への保険金支払い等の災害後の対応の迅速化などのため、浸水の状況を容易に把握する仕組みへのニーズが高まっています。

○こうしたニーズへ対応するためには、小型、長寿命かつ低コストで、堤防や流域内に多数の設置が可能なワンコイン浸水センサを製造、設置し、それらからの情報を収集する仕組みの構築が必要であり、そのための実証実験を実施中です。

 

危機管理型水位計、簡易型河川監視カメラ等は、全国的にも増設傾向にあり、国土交通省でも「ワンコイン浸水センサ実証実験」として、取組まれているものと思います。

 

センサ製造者には、センサ(浸水検知部)について、将来的に低コスト(500円以下)かつ長寿命(約10年間メンテナンスフリー)のものが供給可能な技術を有することが求められています。

 

令和4年度に実証実験がスタートし、岡崎市・加古川市・南あわじ市・美波町・神埼市が参加されたのを皮切りに、令和5年度、令和6年度と参加自治体が増加しています。東京都では世田谷区が参加されています。

 

お話しの中で、ランニングコスト縮減に向けた様々な取り組みを紹介されていたので、参加するにあたり、実際の予算が幾何か係るものと思います。当然のことと思いますが。

 

全国で河川氾濫等を危険視される自治体が多数あると思いますが、立川市においては、多摩川、残堀川、玉川上水の3つの河川があります。現在、令和6年度二次募集が行われており、決して無関心であってはならず、意識しなければと思います。

 

国土交通省:ワンコイン浸水センサ実証実験