環境国際会議「碧つなぐグローバルコミュニティ」 立川グリーンフェス | 立川市議会議員/公明党 高口やすひこブログ

環境国際会議「碧つなぐグローバルコミュニティ」 立川グリーンフェス

18日、国営昭和記念公園・花みどり文化センターで、立川商工会議所主催『環境国際会議「碧つなぐグローバルコミュニティ」 TACHIKAWA GREEN FES(立川グリーンフェス)2024』が開催されました。

 

立川商工会議所では、地球温暖化対策事業として2009年に環境ECO推進協議会を立ち上げ、様々な活動を続けてこられました。環境問題を早くから意識され、市民・行政・企業が協働して、それぞれ取り組むべきことを訴えられています。

 

私自身も2012年の同会議所主催の”環境シンポジウム”に参加したのをはじめ、幾度か同シンポジウムに伺いました。

 

この度の環境国際会議の開催は、2021年に実行委員会が立ち上げられ、立川商工会議所70周年のイベントとしての位置付けを持って実施されたものです。オープニングでは川口会頭より、これまでの経緯や、これから実践されようとしていること等、力強く訴えられました。

 

会場内では、ブルキナファソ大使館からのアート作品や民芸品、日本キルギス文化交流会の文化紹介、環境に配慮した食品販売、電気自動車やソーラーカーの展示、ドローン体験等、幅広い催しがされました。

 

また、”持続可能な都市「立川」を目指して”とのトークイベントを伺いました。

 

ウェルビーイングをコンセプトとする街「GREEN SPRINGS」”と題して、立飛ストラテジーラボ 執行役員 横山友之氏より講演がなされました。ウェルビーイングな街づくりについて、何となく良い状態、良い心地という意味でしょうか。人にとって快適な環境と、都市的にデザインされた機能が両立するという方向性になります。環境形成と経済性が両立していく必要があります。

 

また、”サーキュラーエコノミーを推進するアムステルダム市の戦略”として、在日オランダ商工会議所会頭 ハーフェルマンス アキラ氏、再生型農業関連企業者 ヴァンワースム ダニエル氏より講演がなされました。

 

サーキュラーエコノミーとは、資源や製品をリサイクルだけでなく、再利用・リファービッシュ・リデザイン・リマニュファクチャリング等、様々な方法で循環させることを目的とした経済モデルです。廃棄物を出さない、極力少なくするということでしょうか。

 

EUでは積極的なサーキュラーエコノミー政策を展開され、その中でも多くの指標でオランダがリードしているとのことです。高品質な原材料や他の材料の処理を通じて、サイクルを閉じて廃棄物になるのを防ぐことを目指されます。スマートな生産・消費を通じて、繁栄とエネルギー転換に必要な原材料を節約されます。

 

実践に関する主な課題として、サーキュラー生産・商品の流れを管理・残留製品の品質を挙げられました。

 

示唆に富むことが多っかたです。ありがとうございます。