文教委員会 | 立川市議会議員/公明党 高口やすひこブログ

文教委員会

7日、文教委員会が開催されました。所管部課から計10件の報告がありました。

 

企画政策課から”総合教育会議について”、報告がありました。過日(2月8日)に開催され、私は傍聴させて頂いています。

学校施設建替担当課から“第三小学校/錦児童館/錦学童保育所複合施設鵜整備及び立川第三中学校建替について“、報告がありました。DB(デザインビルド)方式の事業手法を採用するとしています。整備計画の検討が行われ、三小と三中、それぞれ別の事業として進められます。

 

スケジュール案が示されました。2031~2032(令和13~14)年度に供用開始予定です。概算事業費が示されました。第三小学校複合施設が約63億円、第三中学校が約89億円、総計約152億円になります。

 

三中体育館では、建築基準法上の絶対高さ制限があるため、アリーナの天井高を確保されるよう、1階フロア部分を地下1階に、そしてプールを屋上に建設する予定とのことです。


学校施設建替担当課から”立川第五中学校の建替について”、報告がありました。1月9日に入札告示され、2月9日に期限を迎えました。参加申請者がなく、入札中止となりました。

市担当者らも頑張っていることと思いますが、スケジュールが当初予定より遅れていくこと、入札中止は残念です。

指導課から”令和6年度学校教育の主な取組について”、報告がありました。「令和6年度 立川市教育委員会学校教育の指針」として、3つの基本方針、9つの基本施策の概要について、説明されました。

 

今年度、都立立川高校と連携した「中学校夏季科学講座」が実施されています。6年度も引続き実施されるとのことですが、良い取組みと思います。

 

また、不登校児童・生徒への支援として、東京都が実施する、“バーチャル・ラーニング・プラットフォーム“を活用するとしています。現在都内8自治体が活用されているもので、私も注目しています。

同じく指導課から”市立中学校部活動の地域連携・地域移行に関する検討状況等について”、報告がありました。現在、「立川市立中学校の部活動の地域連携及び地域移行に関する検討委員会」において、推進計画(素案)の策定が進められています。

 

地域スポーツ・文化芸術団体からの意見を参考とするため、アンケート調査が実施されています。

また立川市と包括連携協定を提携している中央大学と、トライアル事業の実施検討が進められています。第五中学校・卓球部と第二中学校・陸上競技部において、中学校や大学において、大学教員・学生等が技術指導等をするものです。今後を見守りたいと思います。


学校給食課から”学校給食費の改定について”、報告がありました。物価高騰の影響に対応するためのあるべき給食費について、立川市学校給食運営審議会へ諮問を行い、その答申から、教育委員会定例会において審議され、改定額が決定されたものです。1食単価が、26~34円増額されます。

 

ただ来年度、小中学校・児童生徒の給食費無償化となる令和6年度予算案が出されています。予算案が成立する限り、子どもたちに影響はありません。

 

同じく学校給食課から”学校給食に関するアンケートについて”、報告がありました。学校給食を喫食している、市内全小中学校の児童・生徒に対して、市として初めて実施されたものです。良い結果と思います。

 

小学生のアンケート結果

”学校給食は好きですか”   :好き 66.9%      まあまあ好き 27.9%

”学校給食はおいしいですか”:おいしい 70.2%  まあまあおいしい 26.1%

 

中学生のアンケート結果

”学校給食は好きですか”   :好き 53.0%      まあまあ好き 39.4%

”学校給食はおいしいですか”:おいしい 54.4%  まあまあおいしい 40.1%

 

また、過日行われた東調理場保護者向け給食試食会でも、アンケートが実施されました。保護者らの感想も良かったものと思います。

”本日試食した給食はおいしかったですか”:とてもおいしかった 88.3%  おいしかった 11.7%

 

同じく学校給食課から”学校給食費の公会計化の状況について”、報告がありました。2023(令和5)年度に、学校給食費については、学校長の管理責任のもと徴収管理を行う私費会計から、市が学校給食費の徴収管理を行う公会計へ移行しています。

今後、私費会計における学校給食費の収入未済金(債権)及び精算金について、市が引き継ぐことになります。

生涯学習推進センターから”砂川学習館・地域コミュニティ機能複合施設の整備について”、報告がありました。現在、旧施設の解体が終わり、複合施設の基礎工事に着手しています。令和6年度中の竣工、同7年度中の供用開始を予定しています。

 

本場所は、砂川町時代には町役場があり、合併後は長く砂川支所でした。これらのことを踏まえ、これを説明するモニュメント(説明看板等)の設置をすることとしています。

 

1963(昭和38)年5月1日、立川市と砂川町は合併しました。昭和40年生まれの私は、町役場時代の建物は知りません。是非、素敵なモニュメントを作って頂きたいと思います。

 

同じく生涯学習推進センターから”国宝「六面石幢」修理、移設事業について”、報告がありました。現在、京都の工房にて、最終作業に入っているとのことです。

 

2024(令和6)年度は、事業としては最終年度になります。どのような形で公開等がされるのでしょうか。今後を注視したいと思います。