環境建設委員会 | 立川市議会議員/公明党 高口やすひこブログ

環境建設委員会

24日、環境建設委員会が開催されました。議案1件、特定事件1件のほか、所管部課から計8件の報告がありました。

 

交通対策課から、”立川市自転車活用推進計画(素案)について”、報告がありました。自転車は日常生活をおくる上で、経済的で手軽に使える最も身近な移動手段であるとともに、近年は健康、環境、交通等におけるメリットにスポットが当てられ、自転車の果たす役割は大きくなっています。

 

施策の基本方針を「Fun to cycle」とし、3つの方針(1.安全性の向上 2.快適性の向上 3.新たな価値の付加)を定め、それぞれに取組むべき施策(日常生活、余暇利用、共通)を行うとしています。計画期間は令和2年度から5年間になります。

 

道路課から、”立川市街路樹あり方方針(素案)について”、報告がありました。立川市街路樹あり方方針は、「立川市緑の基本計画」と整合を図りながら、立川市の街路樹が抱える課題を抽出し、管理する街路樹のあり方を示し、植栽・維持管理・更新・間引き等の方針をまとめたものです。

 

立川市には、86路線、4,628本、35種類の街路樹が植えられています。(H31.3現在)実に様々な課題があります。あり方方針における目標を、下記に定めていますが、前進していくことを見守りたいと思います。
 〇地域ごとの個性ある景観に調和した街路樹
 〇景観や街並みの骨格を形成する街路樹
 〇緑に覆われた生き生きとした街路樹
 〇生物多様性にも配慮した健全な街路樹
 〇市民と共に育てていく街路樹
 〇地域の愛着の中で成長していく街路樹

 

公園緑地課から、”立川市緑の基本計画改定(素案)について”、報告がありました。立川市緑の基本計画とは、都市緑地法第4条第1項に基づく「市町村の緑地の保全及び緑化の推進に関する基本計画」 のことです。市内の緑全般を対象として、市民の身近にある水や緑、生きものと調和したまちづくりを進めていくための基本となる計画です。

 

緑の将来像を「緑と人がつながり、ともに生きるまち 立川」とし、緑地の保全及び緑化推進のための施策(方針1 緑と人のつながりを育み生かす 方針2 緑を守り生かす 方針3 緑の豊かさを高め生かす)が進められます。計画期間は令和2年度から5年間になります。

 

下水道工務課から、”立川市単独処理区の流域下水道北多摩二号処理区への編入について”、報告がありました。昨年11月から、錦町下水処理場から北多摩二号水再生センター(国立)までを、下水道管を建設する工事が進められています。

 

約3.4㎞を掘削する大掛かりのものですが、工事は順調に進められ、令和3年1月には、北多摩二号水再生センターに到着予定です。