第十小学校 研究発表会
19日、第十小学校で、『自分の考えを書き、伝え合い、考えを深める児童の育成』との研究主題で、研究発表会が開催されました。
第十小学校は、平成25年度東京都言語能力向上推進校、26・27年度東京都言語能力向上拠点校の指定を受け、この3年間、研究を進められてきました。23・24年度も、書く活動に力を入れられてきています。
書く力は、極めて重要な力で、伝える(話す)力を養えば、言語能力の向上は各段に増すことと思います。
公開授業の後、『子供たちが主体的に書き、話し合うことのできる指導法の工夫』と題して、全国小学校国語教育研究会顧問の飯田薫氏より、講演がなされました。
冒頭、飯田氏は言われました。「今後数年で自動運転自動車が出てきます。10年後には、現在の職業の大半が無くなっていると言われています。急激な時代の変化の中に、今の子どもたちがいます。」 と。
今、子ども達にとっては、単に知識があれば良い時代ではありません。時と共に膨大に膨れ上がる知識を使って、どう問題を解決していくのか、その問題解決能力を身に付けることが求められています。
書く能力、話す能力は、必然的に読む能力、聴く能力を磨くことになります。言語能力の向上は、子ども達にとって、必須のことと思います。