”「ひと」が輝く社会に”(公明新聞から1月29日付) | 立川市議会議員/公明党 高口やすひこブログ

”「ひと」が輝く社会に”(公明新聞から1月29日付)

”「ひと」が輝く社会に”(公明新聞から1月29日付)
「ひと」が輝く社会に(公明新聞から)

下記は公明新聞からの抜粋です。


女性 若者 高齢者 障がい者
働き方改革で環境整備を
軽減税率 円滑導入へ政府一丸で
参院代表質問で山口代表


代表質問に立つ山口代表=28日 参院本会議場

代表質問に立つ山口代表=28日 参院本会議場


参院は、28日の本会議で、安倍晋三首相の施政方針演説などに対する各党代表質問を行った。公明党の山口那津男代表は、経済の好循環を地方や中小企業、家計に広げていく必要性を強調。「ひと」に視点を置いて、地方創生や社会保障の安定・強化、働き方改革などを前進させる考えを示し、「国民の期待に応える政治の実現に全力を傾ける」と力説した。

「中小」の下請取引改善せよ
ネウボラ(子育て包括支援センター)導入促せ
長時間労働、是正すべき
観光、防災に無線LAN
日中、日韓の定期会談提案


【経済、地方創生】
山口代表は、経済の好循環拡大へ、官民連携による中小企業の経営改善を訴え、下請け取引の改善に向けた対応を求めた。安倍首相は実態調査の結果を踏まえ「(国が16業種を対象に作成する適正取引の)ガイドラインの改定や対象業種拡大を検討する」と応じた。

地方創生では、2016年度に創設される新型交付金について、後発組の自治体も交付対象から外さず、活用しやすい形で配分するよう主張。安倍首相は「スタートが遅れても、やる気があればチャレンジできるようにする。柔軟に活用できるようにする」とした。

【軽減税率】
山口代表は、軽減税率について、事業者負担への配慮の必要性を強調。関連法案の年度内成立を期し、円滑実施へ政府一丸で取り組むよう求めた。安倍首相は「混乱なく導入することが重要だ。事業者が早期に準備を開始できるよう、年度内成立をめざす」と述べた。

【子育て・介護】
「1億総活躍社会」の実現に関して山口代表は、妊娠から出産、子育てまで切れ目なく支援する「子育て世代包括支援センター」(日本版ネウボラ)の全国展開に向けて「好事例などを周知し、導入促進を」と主張した。また、介護離職防止のために、介護休業制度の改善と併せて、短時間勤務の導入など働く人の側に立った施策を求めた。

さらに、高齢者や障がい者の就労支援も訴えた。

【女性・若者の活躍】
山口代表は、妊娠・出産を理由に職場で不利益を被るマタニティーハラスメント(マタハラ)対策が施政方針演説で言及されたことを評価。若者に関しては「長時間労働の是正など、休み方も含めた働き方改革に取り組むべきだ」と提案した。安倍首相は、今春策定予定の「1億総活躍プラン」に「法規制の執行強化を含めて実効的な具体策を盛り込む」と答弁した。

【教育】
無利子奨学金について山口代表は「有資格者全員が受けられるよう格段の対応を」と要請。給付型奨学金の創設も求めた。さらに、公立学校施設の老朽化対策を急ぐよう促した。

【情報通信】
観光立国や地域活性化、災害時の通信手段確保へ山口代表は、公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」の整備促進を要請。「公共施設、防災拠点への重点整備に向け、積極的な支援が必要」と強調した。携帯電話料金引き下げへの取り組みも求めた。

【外交、安全保障】

山口代表は3月末までに施行される平和安全法制関連法に関して、「自衛隊員の安全を確保し、国会はチェック機能を果たすことが重要」と指摘。日中韓サミットの定例化に合わせた日中・日韓首脳会談の定期化や、人道的観点から将来を担う難民の子どもたちを留学生として受け入れることも提案した。

安倍首相は、日中韓サミットの際に「今後も日中、日韓の首脳会談を行うこととするよう働き掛けたい」と述べた。