第十小学校 道徳授業地区公開講座
23日、第十小学校で、平成27年度道徳授業地区公開講座が開催されました。
4年生から6年生の道徳授業の様子を拝見しました。
授業の後、「子どもを未来に輝かせる子育て・親育ちのリノベーション」と題して、響育の会 育アカデミー 代表の原口雅代氏から講演がありました。
人は普段の一日の生活の中で、どれくらい脳の中で”意識”を使っているのでしょうか。氏によると、わずか3~4%だそうです。逆に言えば、普段無意識に行動を起こしたり、言葉を使ったりしていることになります。
これは、無意識の中に”記憶”があることを意味しています。即ち子ども達がとる行動、言葉は、保護者や親の影響で、無意識に固まっていることになります。夫婦喧嘩は、最悪です。。。
人の認知特性は、視覚型、聴覚型、体感覚型の3つのタイプに分かれるそうです。このことは、その相手の認知特性に合わせた接し方、話し方があるということです。
”子どもとどう接するのが、最も効果的なのか”、とても示唆に富んでいます。
また、ポジティブシンキングについても話されました。自己肯定感を育む上で、とても大切です。私が思うに、人の長所・短所は表裏一体です。自分が短所と思うことも、表現を変えれば長所になります。
子ども達にどんな言葉かけをすれば良いのか、自ずと決まってくると思います。
そのほか、”早寝・早起き・朝ごはん”が脳を元気にする理由として、気持ちをコントロールする”セロトニン”の分泌、躾と言う名の虐待と心の傷、”愛着障がい”のこと等、多くのことを学ばせて頂きました。ありがとうございました。