【商売の楽しさに目覚め周りの友達を幸せにしていた小4時代】
タミヤのRCカー(ラジオコントロールカー)を知ってますか?
僕位の年代の男子が小学生の頃にメッチャ流行った遊びです。いわゆるラジコンですがこの遊びは当時としてはかなり本格的でありお金がメチャメチャかかる遊びでした(笑)
ラジコン持ってる家庭は裕福だともいわれました(笑)
車とプロポ(操縦機)で4万から6万の初期投資からはじまり修理しながら部品交換をしながら車体を維持していきます。数人でレースするので車がすぐに壊れます(笑)
タイヤが減ったらタイヤ交換、車輪がガタついてくるのでベアリング交換、デフギヤをバラしてグリスを塗ったり(怠るとギヤが欠けて壊れる)モーターのカタログ見てどれが速いか悩んだり変則スイッチや放熱板などマニアック部品が沢山あります。と同時に専用の工具が必要になり+とーのドライバーはもちろん六角レンチ、ニッパー、ラジペン、ピンセット、ノギス、ハンマー、モンキー、ハンダコテとハンダ、ドライヤー。
消耗品でウエス、グリス、油除去スプレー、固定ピン、ボルト、ナット。まあとにかく金がかかります。
タイヤはワンセット普通に1200円したりベアリングはプラスチック製は250円と安価ですがすぐダメになる。高級品でアルミ製のベアリングは半永久使用だけど4000円はします。小学生の小遣いではとても車体維持が難しく何人もの友達が脱落していきました。
僕の小遣いは月1500円(これでもかなり多い家庭)なのでこれではボクもこのままでは車体維持ができません。そこで僕はある行動に出ます。
お金がないなら稼げばいい!
いわゆる個人事業主を始めました(笑)
【やまぐちモータースの誕生】
紙に修理内容と工賃や部品料金を書いて壁に貼り、ラジコンの修理屋を始めました。工賃:グリス1回100円、スイッチの掃除150円、タイヤ組み立て交換300円、デフギヤの分解掃除250円、バッテリー充電1回30円など、モーターの交換や配線の交換、端子のハンダ付けなどありとあらゆる整備を(笑)
はっきり言ってボロ儲けでした。基本周りが全員お金持ちなのでガンガンに受注します(笑)
部品代と工賃をもらって近くのラジコン屋さんに行って自分の部品と友達の部品の仕入れもするし、仕入れの関係で友達の車を2泊3日の預かり修理もしました。
月に2万円位は部品の買い付けをしてましたね(笑)ラジコン屋さんにとっても僕は超お得意様扱い(笑)店のおばちゃんがジュース出してきて一緒に飲んだり部品の提案やラジコン経済の話したりして情報交換。小4ですよ!すげーっしょ?(笑)
500円買ったら1個もらえるスタンプカードもガンガン溜まるからその割引でまた部品買って。
今思えばほぼ本田宗一郎ですね(笑)
この時に商売に目覚めて「お金を稼ぐって楽しい」て気づきました。
そして人生において大切な事をここで学びます。
【ありがとうって言われる幸せ】
もしかしたら「ガキのくせに金なんか稼ぐなよ」
「友達なら修理ぐらいタダでやってやれよ」
そんな声があるかもしれません。
でもね、修理してお金もらった後、みんな笑顔で言うんです。
「ありがとう」って。
取引としては「修理しました」、「お金もらいました」で取引終了です。
だけど、お金もらったのに+で「ありがとう」って言ってもらえるんです。
お金くれたのに笑顔で更にありがとうを言ってもらえる。
「最高じゃない??」
ぼくもみんなのおかげで自分の部品買えるから「ありがとう」ってお礼を言う。そこにはちくしょう!お金取られたって感情はなく、両方とも笑顔のWIN、WINなのよね。
友達として無料で整備するのもいいと思います。でもね、そこにはどうしてもお互いに【本気】が付いてこないのよ。お互いに「まっいっか」のなあなあ状態になるのよ。
そもそも無料でしてたら「やまぐちモータースなんて開業してない」し「笑顔のありがとう」もなかった。感謝のありがとうはお互いになかった。
お金を稼ぐって汚い事じゃない、メッチャいい事だし、むしろお互いに幸せになれる事じゃん!
「ドンドンお金稼いでみんなを幸せにするぞ!」
そう思った小4のよしりん少年でした。
中学生になったよしりん青年は新たな事業を始めます(笑)
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お楽しみに!!(*'▽')
じゃ、また