二世帯住宅だけの話しではありませんけど・・・
家を建てようとするときには、立てようと思ってる土地にも、そして建物自体にもいろいろな法律や制限があります。
土地の方は・・・
用途地域というその土地の利用のしかたの制限があります。
そのほかにも自治体により条例とか許可をとってから出来るものなどあります。
建物は、代表的な物は建築基準法です。
これを守らないと家の性能はもちろん、震災のようなことがあったときに命の危険にさらされることになります。
さて・・・
このような法令や規則に従わなかった建物の将来はどうなると思いますか?
違法建築の物件は、売れません。
販売のルートに乗せられないということです。
知って販売すれば、業者が訴えられます。
違法建築物件は、銀行のローンが通りません。
特に、住宅金融支援機構のフラット35などのローンは審査がより厳しいのでまず無理だそうです。
自分がずっと住み続けるつもりで、こっそり建てた違法建築物件でも、将来いつ処分しなければいけなくなるかわかりません。
住宅ローンがあっても、土地、家は自分の財産、万が一の際は売ればいい・・・
この考えが通じません。
簡単にいうと・・・
大金かけた住宅の財産価値がなくなるということです。
更地にして売れれば、土地としては売れるかもしれませんが・・・
こっそり知り合いに直接買ってもらうことができるかどうか・・・
それだってこっそり売ってあとで違法だとばれたら訴えられます。
どうですか?
それでも違法建築しますか?
優秀な?ハウスメーカーさんでも、違法建築でお客様の要望にこたえようとすることもあるようです。
でも、それは結果的にお客様に損をさせています。
長期優良住宅のように優秀な住宅を建てるなら余計にきちんとした形で家を建てるべきです。
同じ敷地に、二棟建てる場合は・・・
分筆といって届けを二区画に分けることが望ましいです。
ローンを組む場合の担保を建物の分だけの土地に付けることも可能になります。(建物と土地の金額を検討する必要があります)
もし、しないとしても将来の不測の事態に備えて切り売りできるような建て方も良く考えてください。
二世帯住宅のご相談に乗ります!
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ローズヒップ