こんにちは。
全国から花の便りが聞かれるこの頃。
皆様お花見は済まされましたか。
目黒川の桜祭は今年も大盛況でした。
年々花見客は増えているようで、
中目黒駅の改札から川沿いまで人でびっしり埋め尽くされます。
まさに都会の御花見です。
上の写真はまだ七分咲きの頃の写真ですが、それでもこの人だかり。
桜のトンネルが綺麗です。
世の中にたえて桜の…
なんて歌がありましたが、
毎年
桜を見ないと春を迎えた感じがしませんね。
さて、蓮弁(れんべん)の続きです。
荒彫り段階の蓮弁を仕上げて行きます。
こちらが荒彫り。
まずは面をきれいに並べていきます。
この段階を整理と言います。
ここでしっかりと面を通しておかないと仕上げられません。
仕上げはこの面の角をさらに削り、面を細かくしていく作業です。
光を当てた時、逆目・面のがたつきがなく、
強い影になる角がなくなれば、仕上がりです。
丁寧に仕上げると、木肌が光を反射し檜(ひのき)本来の美しい色に仕上がります。
鋲(びょう)で留めるための穴もあけます。
これを48枚全ての蓮弁に施します!
大変ですが、完成が楽しみです。
次回は仕上げた蓮弁を蓮肉に留めていきます。
ちなみに
蓮弁を留めることを
『蓮弁を葺(ふ)く』と言います。
写真は
一段目の途中まで葺いたところです。
読んで頂きありがとうございます。
それでは。
Android携帯からの投稿