どこかで
書いておこうと思っていたこと
夫の病気のこと
夫は「もやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)」という
難病指定の脳血管の病気を持っていました
7年前に見つかって
脳血管のバイパス手術もしていました
定期的に通院・検査もしていて
薬もきちんと飲んでいました
倒れた日の前日も定期通院日で
MRIも撮って
主治医に「うん、大丈夫だね」と言われていました
夕方買い物から帰って
変な頭痛がするというので
少しやすめば?と横にさせました
1時間半ほどしても収まらないので
気になった私は夜間救急に受診を勧め
一緒にいつもの病院に行きました
当直医でしたが CTを撮っていただいて
画像も確認してもらいましたが
異常は無いとの診断
二人で「良かったね」と言って帰宅しました
が
夫は翌日職場で倒れて救急搬送され
脳出血でそのまま還らぬ人となりました
救急搬送先の医師は
夜の頭痛とは関係ないと仰いましたが
あの時もっとできることはなかったのか
翌日も休ませて主治医に診てもらえばよかったのか
私の判断が間違っていたのか
今でもぐるぐると考えます
後日報告した時に
7年間夫を診て下さった主治医が
それが「この病気の怖い所なんですよね…」
と仰った
(先生は救急でかかった際のCTも確認してくれていました)
私はその怖さを本当にわかっていたのだろうか
夫はひとりで苦しんでいたのではないだろうか
ノー天気に「父さんは大丈夫」と思っていた自分に腹が立つ
もっと寄り添うことができたのではないかと
考えてまた泣けてくる
父さんはもう帰ってこない。。。。。