レギュラーシーズン最後の試合は、Utahとの試合。

 

 

1-2で敗戦。

 

 

連戦と、暑さの厳しい中での試合でしたが、、、

 

 

 

 

 

アウェイ、ソルトレイクシティのスタジアムには1万人以上のファンが集りました。

 

 

 

 

 

ハイライト映像はこちら下差し

 

 

 

 

私のプレー集はこちら下差し

 

 

 

レギュラーシーズン24試合を終え、結果は4位。

 

NWSL 2018 結果

 

 

9勝5敗10分 という、引き分けのかさんだシーズンとなりました。

 

 

個人の成績としては、24試合中22試合出場(怪我で最初の2試合欠場)

 

 

4ゴール7アシスト 詳細はこちら右差しYuki Nagasato STATS

 

 

 

シーズン序盤はチームとしてなかなか上手くいかず

 

 

自分の役割や方向性も定まらず、といった感じで

 

 

地に足着かない感じでしたが、、、

 

 

 

自分で感じる自分のパフォーマンスは良いのに、結果がついてこない・・・

 

 

という状態がシーズン序盤は続きました。

 

 

 

 

だがしかし。

 

 

5月の終盤から突然変異のように徐々にチームが機能し始めて

 

 

ラストパスや、チャンスをクリエイトするパスを繰り出すこと

 

 

選手と選手の間を繋ぐ「コネクト役」になることがメインジョブとなり

 

 

 

新加入のサム・カーがチームにフィットし始めて

 

 

自分のポジションがはっきりと「トップ下」に確立されてからは

 

 

私だけでなく、各選手も持っている力を発揮できるようになり

 

 

チームとしての結果がついてくるようになりました。

 

 

 

 

チームというのは本当に面白くて

 

 

シーズンを通して成長し、成熟して行く過程を感じられると

 

 

自分がチームという生き物の一部のような感覚にもなり

 

 

一人一人がチームの「成長促進材」だということも実感できる。

 

 

 

だからこそ、選手は自身の成長に目を向けることが一番大事で

 

 

コーチは、その選手の特性と成長度合いを感じ取り

 

 

選手同士を上手く組み合わせてさらに選手の能力を引き出し

 

 

選手個々の成長と、グルーとして、チームとしての成長を促進させる「調合」が大切なんだと感じます。

 

 

 

チームは昨年と同じ4位でしたが、去年よりもさらにレベルアップした4位のように感じています。

 

 

 

 

そんな中、チームメイトのサム・カーが、リーグ得点王(Golden Boot) を獲得しました。

 

 

 

 

2年連続得点王は、本当に凄い。

 

しかも、異なるチームで。

 

おめでとう、サム!!!!!!!!!!

 


 

 

 

こんな典型的なストライカーと一緒にプレーしたのは人生で初めてかもっていうくらい、ハンターのように常にゴールを狙っていて、なんか彼女を見ていると、昔の自分みたいだなぁ〜なんて思ったりもします。(こんなに凄くなかったけどw)

 

 

 

荒削りだけど、自らこじ開けてゴールを奪う。

 

 

私もストライカー気質ってよく言われてきましたし、自分でもそう思ってました。

 

 

でも、今はそうは思っていません。

 

 

 

 

精神面が変化して、それに伴ってプレースタイルも変化して

 

 

それがチームにフィットして。

 

 

 

新しい、やりがいのある、夢中になれる仕事を見つけた感じです。

 

 

 

デザインって商業化が必要だけど、アートって自由。

 

 

 

 

最近、趣味で友人とバンド活動始めたり(私の担当はキーボード)

 

 

絵描きを始めたりして

 

 

自由な発想でできる「アート」が大好きなことに気付いて。

 

 

アーティストになりたい!!!!!

 

っていう想いは、結構ここ数年前から強くて。

 

 

音楽にしても、芸術にしても

 

 

なんでもいいから、自由に発想できることがやりたい。

 

 

そんな感じで、音楽や芸術に触れる機会が多くなり

 

 

今シーズンは、サッカー以外の時間をそこに費やす時間が多くなりました。

 

 

それが良い意味で、サッカーにも影響しているように感じます。

 

 

 

 

 

ある方が試合を見て、私のことをこう表現してくれていました。

 

John D. Halloran@JohnDHalloran 

Yuki Nagasato is an artist.

2018年09月04日 18:51

 

今の私にとっては、これは最高級の賛辞。

 

こんな賛辞を頂けただけで、もう幸せす。

 

 

 

 

ピッチ上は、ライブのステージ、またはキャンパスみたいなものでもあって

 

 

自由な発想で、表現できる。

 

 

 

もちろん、そこにはいろんな規律があって、決まり事があるけれど、それが「枠」であって、その「枠」という制限があるからこそ、発想力が磨かれる。

 

 

アートには、時代によって人気を集めるものが異なるように

 

 

音楽にも、その時代に人気を集める「琴線」というのがあって

 

 

そんな話しを、以前小室さんにお会いした時に伺いました。

 

 

 

その琴線に触れる「キー」次第で、爆発的にヒットする曲になるわけです。

 

 

 

音楽にも芸術にも「クラシック」というのがあるけど、古典的という意味以外にも、クラシックという言葉には「最高水準の」という意味があります。

 

 

クラシックは古典的であり、最高水準。

 

 

 

だから、コンテンポラリーなクラシックを表現し続けていきたいって思うんです。

 

 

 

2年前に読んだ、俳優ロバート・デニーロのスピーチを思い出します。

 

 

 

 

90分という限られた時間の中で、まだまだ引き出しの組み合わせ方は変化させられるし

 

 

できることが増えてきたからこそ、挑めることがあるので

 

 

まずは、そこにチャレンジして行きたいと思います。

 

 

 

 

シーズン終わったみたいな感じの文脈になってしまいましたが(笑)

 

 

まだ終わってませんよ!!!!

 

 

今週末は、プレイオフ準決勝です。

 

 

相手はノースカロライナで、金曜日にそのノースカロライナにハリケーンが直撃するという予報ですが、、、

 

 

まずは、そこに無事に辿り着けることを願いますお願い

 

 

 

 

では!

 

 

YUKI