頭で考えてプレーしようとすると

判断が遅れ、プレースピードが落ちる。


少しでも長くボールを持っていたり

判断に迷って、もたもたしたりしていると

すかさず 「Spielen!(英語でいうplay)」 という言葉が飛んでくる。


ここのサッカーは、常にゴール(前方)を目指すサッカー。

よっぽどのことがない限り、キーパーへのバックパスはほとんどない。

DFラインでゆっくりボールを回すといったこともない。


チャレンジのパスが多くなる分、リスクは当然高くなる。

そうなってくると、常に攻守が入れ替わる展開になることも多々ある。

体力的にはしんどい展開だけど、ここではそれが当たり前。

それができなかったら試合には出られない。


ボールを失うということがどれだけしんどいか。


私が目標にしていることの一つに 「プレー成功率100%」 という目標がある。

言いかえれば、1試合を通してノーミスでプレーするということ。

もちろん、保守的にではなく積極的な仕掛け、より攻撃的に、アグレッシブに

というプレーを前提として、である。

この目標への道のりは、相当険しい道のりだと実感している。

でも、決して不可能だとは思わない。


相手のレベルが高ければ、当然自分のレベルも上げなくてはならない。

そのレベルを上回るプレーを身につけなければならない。

それに素早く適応していかなくてはならない。



判断スピードを上げるためには

「判断は可能な限り一瞬で行う」 という作業を身体に染み込ませる必要がある。

要は、無意識レベルにもっていくということ。



プレースピードには色んな要素がある。

判断スピード、パススピード、ドリブルスピード、シュートスピード、2~3歩のスピード、10m、20mのスピード、切り替えのスピード、チーム全体における展開のスピード・・・



この全てにおけるプレースピードを上げながら、積極的な姿勢を失わずに、プレー成功率100%を目指す。



これが私の目標の一つです。