6月19日(水) はれ(太宰府気温34.8度)
今年も宝満山を登るカエルを見に行った。宝満山近辺には色んな種類の
カエル(アカガエル、アマガエル、トノサマガエル等々)がいるが、山を
登るカエルはヒキガエルだけだ・・・。
何故山を登るのかは分っていないらしい。だが何故登山道を登るのかは
知られている。それはヒキガエルが生まれる野々道池を通る登山者の靴
に起因する。つまり靴裏に池のカエル達の匂いが山頂へと続いているか
らだと言う。それにしても不思議なカエルだ。それを見に行った。
ルート 林道止め駐車場-1の鳥居-水場-百段ガンギ-中宮跡-ピス
トン
同伴者 IS会長、HOサブ、CAT (3名)
↓ リズムが取りにくい自然石の石段を登り続ける・・・。やがて羅漢
沢の水場(三合目)に至る。
↓ 水場(三合目)で休憩してまた石段を登り続ける。これは英彦山の石段
より辛いとIS会長が呟く。HOサブは体調を崩し久し振りの登山だっ
たが、黙々と登っていた。やがて殺生禁断碑ここが五合目だ。そして
宝満山名物の百段ガンギ(ガンギ:階段等を表す)。整然と積まれた石
段を会長は声を出して数えていた。登り着くと101段あったと言って
いた。正解だ!最初の丸く突き出た石はゼロ階段で、次の石から数え
るのが正しい数え方だ。
↓ 清水が湧く井戸がある坊住跡。ここで小休止( ^ω^)・・・。
↓ 坊住跡から10分程登ると七合目の竈門山碑のある中宮跡に着く。
ここまでヒキガエルは一匹も見なかった? 行き交う登山者に聞く
が誰も見たと言う人がいない。晴天が続くと行動しないと言うが、
一昨日の夜はかなり強い雨が降っていた・・・。
中宮から少し下った梵字岩がある分岐まで行ってみる。
↓ 分岐から山頂まで20分だ。ここで正面・男道、右が女道、そして
左が羅漢道と分かれるが、いずれも山頂に向かっている。
不思議な事にカエルの姿が無い・・・。どう言う事か訳が分からな
い? そう言えば毎年見る、カエルを守る会の情報表示がどこにも
出て無かった・・・。ガッカリ😞
今日の目的はカエルで、ピークハントではないのでここで下山する
事にした。ムムッ
2021.6.19の時、多くのヒキガエル達がこの分岐まで登り着いてい
た。それは足の踏み場もないほどの数だった。その時の仔蛙の写真
↓ 下山途中諦めきれず、野々道池の下池で車を止め池の周辺を観察
してみた。見当たらないので上の池へ行き、池の縁まで下りて見
たが、メダカや小魚は泳いでいたが、オタマジャクシもヒキガエ
ルの姿も無かった・・・。
↓ 野々道池から取り付く登山道を少し登ってみた・・・。途中で
登山者がしゃごみ込んでいるので寄ってみるとヒキガエルが一
匹いた。その人もこれが初めてだと言う・・・。辺りを見たが
他にカエルの居る様子はなく、写真を撮って車へ戻った。
ここ数年、毎年同じ時期に見に来ているが、全く姿を見ないのは
はじめてだった・・・。残念だったが宝満山を後にした。
帰宅途中うどん屋に寄って昼を済ませて帰路に着く。
会長,HOサブお疲れ様でした。蛙は見なかったが、いい運動になりまし
たね。来年を期待しましょう。(笑)
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今日の晩酌
カエルは見なかったが、無事にカエって今日も晩酌。帰宅が早かった
ので、カミさんがバタバタと支度をはじめた。風呂から上って暫らく
寝そべって蛙の事を考えていたら寝てしまった。
起こされて晩酌・・・。カミさんにカエルの事は話さなかった。
明日から当分雨がつづく。さてさて、それにしても宝満山のカエルは
どうしたのだろうか・・・。
今日の太宰府の気温は34,8度で、国内で一番気温が高い地域だったと
テレビで言っていたが、山はそれほどでもなかった(^ω^)・・・。