福智山・鈴ヶ岩尾 | CATのフィールドⅢ

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CATは少年時代のニックネーム。フイールドは権現山で、内容は
登った山の話しや諸事を日記として掲載。

         1月11日(木) くもり後はれ

 

        夏の南アルプス(鳳凰三山)山行の訓練以来久し振りの福智山。

        今回は福智山の東にある鈴ヶ岩尾まで足を伸ばす事にした。

        昨日は一日雨が降ったので、足元が悪かろうと家を遅く出る。

 

        ルート 福智山ダムー大塔分れ-大塔の滝-烏落とし-福智山

            -鈴ヶ岩尾-南小屋-八丁辻-上野越え-大塔分れ-

            福智山ダム  (単独)

 

      ↓ 福智連山に囲まれた福智山ダムの水瓶は、雨、雪が少なく水位

        が大きく下がっていた。

 

      ↓ 前日降った雨も、福智では大して降らなかったのか、登山口から

        すぐの徒渉場は難なく渡れた。

        昨年の大雨で破損していた橋は、少し上流に移し新設されていた。

 

       ↓ 今日は一般道を日差しの中を登って行く。

 

       ↓ 大塔ノ滝も思ったより水量は少なかった・・・。(落差10mの

         S字型の滝)

        

      

 

      ↓ 登山道を外れ、大塔ノ滝の落ち口へ行ってみた。落差10m上か

        ら見るとぞーッとした。そしてすぐ上にナメ滝がある。サラサ

        ラと静かに流れ落ちていた。

 

       ↓ 滝から上はしばらくガレ道が続く。

 

      ↓ 福智山6合目の表示がある所で昼になった。ここは昔の炭焼

        き場跡で広場になっていて、登山者の格好の休憩場になって

        いる。ここで分割昼食を取る。(腹が減った時が飯時)

 

      ↓ 休憩を終え又登り始める。ガレ道が終って勾配も緩やかになる

        と、福智山の稜線は近い。(^^♪v

 

      ↓ 道は”烏落とし”の広場に出て、”タヌキ水”を経て山頂へ向かう。

 

      ↓ 山小屋からクマザサ帯に入ると山頂は近い。そして筑前黒田藩・

        福智社(鳥野神社)の祠が迎えてくれる。この頃から下界は晴れ

        ていたが、福智山の上空は黒い傘雲に覆われた。

 

      ↓ 上空は曇ったが、国見岩から見る帆柱山系の権現山や皿倉山は

        スッキリと見えていた。そして鈴ヶ岩尾を下に望む。

 

      ↓ 鱒渕ダムからホッテ谷分岐を経て登る九州自然歩道を下り、

        鈴ヶ岩尾の登り口へ。ここで今日初めて二人の登山者に会

        った。

 

      ↓ 分岐から10分で鈴ヶ岩尾の山頂だ。ここから見る福智山は雄大

        で、平尾台や英彦山も近くに見える。

        山頂は岩塊で細長く展望は良い。福智山も元は山岳宗教の山で、

        開山した僧(釈教順)が、この岩場で金の鈴を発見した事から鈴ヶ

        岩尾と呼ぶ様になったとある。

    

               

 

      ↓ 空模様が怪しくなったので15分程で下山。福智山の肩を周回す

        る道を歩き、南小屋を経て八丁辻に出る。

 

       ↓ 八丁辻から上野越えへ下って、美しい杉林を歩き大塔分れへ

         下る。

 

      ↓ 大塔分れから福智山ダムへ。今度は新しく出来た橋を渡って

        みたが、まだ前後の道が未整備で歩きにくく、徒渉できる時

        は橋を渡らない方が楽だ・・・。クスクス(^^♪

 

       今日は前日に降った雨で登山道が滑りやすいと思ったのだが、以外

       に福智山はその影響がなく楽しく歩けた。登山者と会ったのも二人

       の男女だけで、こんな福智山も珍しかった。鈴ヶ岩尾の山頂はヤマ

       ツツジが群生し、初夏にまた登ってみたい。( ^ω^)・・・

 

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       今日の晩酌

       鍋と鯛のアラ煮で酒を飲んでいると、電話があり、娘が来ると

       言うので、カミさんが娘の好きな刺身を買いに行ったので、こ

       の後も二次晩酌となった。(笑)

 

       来週はIS会長と九重へ。久し振りに泉水山から黒岩山を縦走する

       予定だ。後は二人で温泉で飲み会。山の会も年々高齢化で、共に

       する人が少なくなっていくのがチト寂しいが、楽しみだ!