こんにちは、兵庫県川西市のかなみ社会保険労務士・行政書士事務所の松田康です。

 

前回のブログにあったように、障害厚生年金の年金額を計算することは困難です。

 

しかし、障害厚生年金を請求した時、年金額はどれぐらいになるのかを知りたいと思うのは当然だと思います。

 

ここでは、障害厚生年金額を概算で計算し、年金額はいくらになるのかを示したいと思います。


 

まずは、障害認定日の月までの過去分を含めた平均年収が400万円

 

被保険者期間が平成15年3月以降のみで10年間 配偶者と18歳未満の子供が2人の場合です。

 

障害の等級1級

 

障害厚生年金 707,000円

 

障害基礎年金 966,000円

 

配偶者の加算 222,400円

 

子の加算    444,800円(222,400円×2)

 

合計年金額 2,340,200円(月額 約19.5万円)


 

障害の等級2級

 

障害厚生年金 566,000円

 

障害基礎年金 772,800円

 

配偶者の加算 222,400円

 

子の加算    444,800円(222,400円×2)

 

合計年金額 2,006,000円(月額 約16.7万円)


 

障害の等級3級

 

障害厚生年金 579,700円(月額 約4.8万円) ※最低保証額


 

以上が平均年収400万円の場合の障害厚生年金額です。

 

ここに計算したものはあくまで目安ですので参考程度になさってくださいね。