いきなりですが、最近はみなさん壁掛けのカレンダーなんて使ってるんでしょうか?
昔は各企業も販促としてけっこうお金をかけたカレンダーを作ってたものですが、今は経費節減でなくなってきてるみたい。
BGMはカレンダーといえば思い出すこちらをどうぞ。洋楽を聴き始めた頃60年代のオールディーズとして、よくラジオでかかっていたんです。
Calendar Girl - NEIL SEDAKA
なぜかというと、当時こっちの曲がヒットしてたからかも。
彼は70年代前半~中盤にかけて復活し、10㏄やエルトン・ジョンなどと交流を持って、コンテンポラリーな良作をヒットさせていたのです。
セダカとは言っても身長は165㎝。あたしとほぼ同じじゃんw
そんなことはどうでもいいんですが、この3年ほど猫ちゃんの日めくりカレンダーを買って、毎日めくるのを楽しみにしてるのです。今年はこちら
これもけっこう当たりハズレがあって、去年などは元日に思い立って買ったので、売れ残りだったんでしょう、デフォルメ過剰であまり可愛くない一品を買ってしまった。
それもあって2021年版は11月の出始めに買ってひと安心したのですが、近くにあった「かわいんこ」という小さめの壁掛けに目移りして、こっちも衝動買いしちゃったのです。
で、これ、よく見ると発売してるのが「山と渓谷社」なんですね。
ご存じでしょうか?
子供の頃「アルパイン・カレンダー」という山岳写真を集めたものが家にあってよく眺めていたのです。今も継続して発行されているとは。
まぁ登山そのものは流行りすたりはないだろうけど、出版不況の中で生き残れているのは、カレンダーのおかげなのか?なんなのか?
とにかく何十年ぶりに目にした会社名、なつかしさもあってアンケートに答えたら、カレンダープレゼントに当たったので、ムンクの画集シリーズをもらいました。
「叫び」はじめ有名どころはそろってます。
30㎝四方のLPサイズなので、企業のカレンダーに比べれば小さめですが、写真用の立派な紙質なのでけっこう重くて壁に貼るしかないのであえてピンで穴を開けることに。
Rockin' Onはいつからか毎年カレンダーを付けてるけど、雑誌サイズだし壁に貼るまではしてなかったのです。
その日が誕生日のミュージシャンがちっちゃい字で印刷してあります。いまやロックファンも高齢化してるから老眼の方はたいへんでしょう。
昔は雑誌の広告に「○○のLPをお買い上げの方にもれなくカレンダーをプレゼント」とか書いてあっても、お店に行くと「まだ来てません」とか言われたり、田舎の音楽ファンは悲哀を感じることも多かったのです。
今は通販メインだからそんなこともないけど、大きいポスターを丸めて送るようなことも減ってしまいました。
年末に出た「McCARTNEY III」に付いてきたおまけも、カレンダーとは名ばかり、A4サイズの分厚い販促チラシの裏に日付が載っているだけの代物。ポールを取るか、カレンダーを取るか。
基本的にLP時代は販促品もしっかりしてたので、カレンダー目当てになにかしら買ってた記憶があります。ちょっと探してはみたのですが、手元にはほとんど残ってないみたい。
唯一見つかったこれは表紙がなくなっているので、どこが出しているのかわからない1980年のもの。
バリー・マニロウやABBAありビリー・ジョエルありで、割とコンサバなセレクトの中に交じってるJAPANだけが異色。レコード会社はバラけてるはずなので、販売店チェーンが作ったものかな?