皆様 こんにちは! らんちゃんです音譜

昨日は、息子のところに行ってきました。
4月1日に入学して以来、初めての訪問。
GWにも帰ってきませんでしたから、2カ月ぶりの再会ですにひひ

部屋の中もすごいことになっているのでは?と思っていましたが、そんなこともなく一安心。
何より、高校生の頃は再会したらまずはじめにやることと言えば、「散髪に行かせる」だったのですが、意外とさっぱりとしていたことにビックリビックリマーク
どうやらひとりで行ってきたらしいのです。
でも、刈り上げなくていいですって言ったらあんまり切ってくれなかった~。ですって。

お昼のご飯と、日曜日だけは食事がありませんが(食事つきの学生会館の寮に住んでいます)、食料の調達等々もすべてNETを使って行っている様子。
NETを使うと何をいつ買ったか履歴が残るし、使い方等の情報もきちんと得ることが出来るから便利とのこと。
近くのス-パ-の店員さんからのアドバイスがとんでもなくて、失敗したりもしたらしく、まさに失敗から様々な事を学んでいるようです。

学校での生活も細かくいえば、いろいろ不都合はあるにせよ、大まかにはスム-ズに進んでいる様子。
部屋には点訳された教科書も置いてあったりしました。

部屋のかたずけや、足りないものの買い物、美容院などなど、行ったらやることとして予定していた事が必要ないと分かり、お昼御飯を食べつつ私が行きたいところに付き合ってもらいました。

片道1時間ほどのドライブ車
道中、いろいろな話をしたわけですが・・・。
そこには視覚障がい者の息子ではなく、1人の大学生としての息子がいることに気が付き、嬉しくなった母でした。

高校時代の友人たちとも会ったみたい。
気が合う友人達はみな良い感じで大学生活を過ごせている様子。
類友とは良くいったものです。
聞くところによると、その友人達と共に東京都の企画に絡んで活動をしていくとか行かないとか・・・。
そこにはロ-ビジョンで有名なあの大学教授も関係してくる?!叫び
おもしろいことしてるじゃない。
一般に公開されるような場があったら教えてね!!絶対に行くよ~~。な~んて。

息子の障がいが分かった時、涙が枯れるほど泣いたあの時、こんな日が来るなんて夢にも思っていませんでしたね!!
いや~ すごいわ。

前を行く人に知り合いがいなかったし、どんなに探しても情報が入ってこなかったので、将来に対してのイメ-ジが湧かない。
NETでたまに見つける視覚障がい者さんのつぶやき等々からは、「希望の光」を見出すことが出来ませんでした。
でも・・・。

昨日、息子はこんなことを言っていました。
「沢山の人に力を貸してもらってきたし、今だって助けてもらってる。だからさ、自分にコンタクトとってきてくれる人がいるなら、協力したいとおもうよね。自分と会って話をしたいとおもってくれる人がいるなら、喜んで行くよ。」って。

でも、ホントは自分の事でいっぱいいっぱい。だから、「自分からコンタクトをとってきてくれたひと」に限定だけどね~~。(笑)だって。


私と同じ思いでいてくれていることを知り、嬉しく思う母でした。
また一つ、私の子育てに合格丸をつけてもらった気分になりました。
いつの日からか、私は子供たちから今までやってきた子育てについての答え合わせをしてもらっているんだな~と思うようになりましたねにひひ
皆さんも、きっとその日が来ることと思います。


6/11に開催予定のさくらんぼ狩り

わが家が子育て真っ最中の頃は、地元で視覚障がい児が集える機会なんてありませんでした。ですから、仲間や情報がほしいなら県外に行くしか無かったんですね。
Netで探しても視覚障がい児関係のことはなかなかHitせず、今のようにSNSもありませんでしたから繋がることも大変あせる

そんな頃を考えれば、地元でこうした会が行えて、県外から参加しに来てくれるご家庭があるなんてことは夢のまた夢のような話。

今の環境にいる方たちにはそんな思いは分からない?!のかもしれませんが、当時のわが家なら何をおいても「参加します!!」と言ったことでしょう(笑)
それ位、渇水していたんですにひひ


イベントの内容そのものではなく、その場に参加することが重要だとわが家は思っていました。
たとえば、「科学へジャンプ!」

勉強好きじゃないし・・・
休みの日に勉強するなんていやなこった!!

初めはそう言っていた息子。
でも、参加したら必ず参加して良かったと思える点を見つけてこよう。
これがわが家のテ-マでしたから、帰宅途中に必ず参加して良かった点を見つけてもらうように促していました。

すると、○○君て言う友達が出来た。とか、何かしらあるものです。(会の趣旨と違ってもOK)
そういう事の積み重ねをしていくと、何かに参加したら、いい事があるかもしれない。という思いが育っていくわけです。

ダスキンのイギリス留学や、Do-it Japanへの参加だって、申し込む際には作文を書かなければいけないわけです。
めんどくさいですよね~汗
実はわが家の息子君、その時点で「絶対に参加するぞ!!」っていう熱意があるわけでもないわけですし…。べーっだ!

でも、そこまでに培った「参加したら何かいい事があるかもしれない。」この思いが、そのめんどくささを乗り越えさせてくれたのだと思います。(もちろん母は、あの手この手でお尻を叩きその気にさせていったのですがにひひ

何事も経験。
積み重ねなんだと私は思います。

視覚障がいとは、情報不足障害ともいえるとおもうんです。
勝手に入ってくる情報がない(少ない)のですから、子供が自分の力で得ることが出来るようになるまでは、親が変わって情報を得て、参加してみようという気持を芽生えさせること。
これも、子育ての際に重要な要素になるのではないかしら?
参加したいともし子供が言ってきたら、出来る限り参加できるように調整すること。
私は仕事もしていましたから、調整する事は大変ですよ。
でも、それも親としての大切な役目。
期限付きの子育てをしたいとおもっていたわけですから、こう言う調整がずっと続くわけではない。今だからこそ必要なんだとおもう事で、なんとかしてきたんだな~と今振り返っております。

この点についてはもっと深くいいたい事もありますが、この辺りにしておきますね。
でも1つだけ。

子供には「諦めること」を学ばせるのではなく、「希望をもつこと」を学ばせてあげてほしいな~って思っています。

今まで出会ったお子さんの多くは、「諦めること」を学んできたとおもわれるお子さんがあまりにも多かったように思えるので・・・。
まあ、それぞれのご家庭の事情や考え方もありましし、これはあくまでも私の個人的な意見ですけどね~~~。


あれれ?
話が脱線しましたがにひひ

6月11日(土)
ヤマカ農園さんにさくらんぼ狩りに行こう!&くまちゃんのジェンベライブ♪
皆さんに会えることを楽しみしています!