皆様 こんばんは!らんちゃんです音譜

すっかりご無沙汰しております。

更新したいとは思いながらも、何を書いたらいいんだろう?

そんな思いがくるくるしておりました。

やっぱりね、実際にあったこととか

誰かの言葉から考えたこととか

そういう事実に沿ったことしか書けないんですよねあせる

だからどうしても息子ネタが多くなるんですけど。

寄宿舎生活も2年目ともなると、ますます連絡もきませんし、母の生活もいなことに慣れてきますのでそうなるとネタが浮かんでこないしょぼん


らんどまーくを立ち上げようと思ったときに、ある歩行訓練士さんに言われたことがあるんです。

たいていのご家庭は、子供が中学生、高校生になると自然と子供から離れていき、会の存続も危うくなるものなんだと。

本当ならば、そのころになったからこそ伝えられることがあるはずなんだと。

だからぜひ頑張って立ち上げ、継続して下さいとグッド!


その時は、そうだよね!って思ったんですけどね。

こういうことか~なんて

いまさらながらなんですけど。

でも、必要性があると今でも信じていますので、何かしらの発信はしたい!

そういう思いは、少しも変わらないんですけどべーっだ!


さてさて、相も変わらず息子ネタがらみですみません。

みなさん

『点字図書価格差保証制度』 って知っていますか?

墨字の本(普通の文字)を点字に直すと言うことはとても手間のかかることです。

1冊の墨字本を点字本にすると、数冊~十数冊になってしまいます。

ですから、価格もその分高くなるのは当たり前。

その価格差、墨字本との差額を市町村が負担してくれるという制度です。

公立の学校の教科書等については無償で給付していただくことができます。


もちろんこの春から新しい学年になった息子君も、きちんと給付していただきました。

だがしか~しっ

手元に届いて1カ月もたたないうちに、そのうちの1冊がなくなった!!!

視覚障がい者学校、とくに息子は全盲。

なくしものを探すことは大変なわけで…。

それも、みんなが使っている教科書。

探してみたものの、見つからず…。

等々先生の耳になくしたことが入ってしまい、新しく購入しなさい。ということになったわけです汗


1冊の教科書。

価格は600円ちょっと。

でも、点字本になると4冊になるんだそうで…。

4冊合計の値段

驚くなかれ!!!

127,000円

1冊あたり31,750円叫び


そんな高価なものをなくすってどうなの??

でも、仕方がない。

市役所に行って、この制度を使いたいという申請をしたわけです。

わが家は2回目。

ライトハウスさんにお願いして見積もりを取ってもらったり、注文をしていただいたりと窓口になっていただきます。

以前は英語の単語帳(略点字・・・長い単語を略語にしたものを覚えるためのカード)を購入しました。

でもね、ライトハウスの担当の方は前回の方とは違っておりまして…。

「6年この仕事をしているけどはじめて。」なんですって。

そりゃそうだ~。

山梨じゃ~ね~。



とてもていねいに対応して下さいました。

また、教科書ということで早急に動いてくださったことにも感謝です。

市役所にも1日も早く許可をいただきたいとお願いしてくださいましたし、出版社さんにも同じように急いでお願いしますとお伝えいただいたおかげで、予定よりも2週間くらい早く仕上がりました。

その上、息子の手元に1日も早く届くようにと直送して下さるように手配もしてくださいまして…。

今頃は、新しい教科書が届いていることでしょう。

もうなくさないでね。


この制度、1年間に6タイトル 24冊まで受けることができるんだそうです。(詳細は市町村によって変わります)

本当なら今回は4冊いただくわけですが、なくなったのは最初の1冊目のみ。

というわけで、その1冊だけでいいという注文。

これも、市町村によっては墨字本1冊につきなので、そのうちの1冊だけでは実費扱いというところもあるんだそうです。

我が町は、1冊でも全巻4冊でも、同じ金額でよければ(墨字本1冊の金額)OKということだったので、必要な分のみ購入することができました。


こんな制度があるって知っていましたか??

本当によかったよかったと心から思う母でした。


でも本当にこの制度があってよかった~。