7/19のこと② | 教祖のブログ

教祖のブログ

主に、愛猫にーののこと(2020.6.11永眠)

そして、自分の体調について書くことが多いです。
(婦人科系、胃腸のこと)

あとは日々の愚痴や暗いこと等。
詳細きちんと書きたいので文章長くなりがち。



手術をしてもらう病院に
救急車が着きました。



救急の入り口で血圧や体温を計って、
そのあと婦人科の外来のほうへ車イスで連れていってもらい


そこで
先に車で向かっていた父と、
職場から駆けつけてくれたミッフィーと会えました。









それから
担当医の先生と顔を合わせ


その日は麻酔科医の先生が忙しいらしく、
その先生の予定次第で、たぶん夕方~夜に手術になると言われました。







それまでに

診察、内診。





そして、手術のための検査回りをしました。


採血、尿検査、心電図や肺活量の検査等々



そして、造影剤を使ったMRI。




普段なら、検査の一つ一つに怯えて不安になりますが、それすら余裕は与えられません。






その後

自分の画像を見せてもらいましたが、
ありえない状態・・・



すごく・・・いや、かなり


異常なほど大きかった・・・。






ショックです。




実際、お腹の中を見てみないとわからないのは当然で、その状態次第で
腹腔鏡から開腹等々、手術の内容も変わることを聞きました。









夜からの手術。


終わるのも、当然  夜。


そのため、一般病棟ではなく
HCUに入りました。





そこでベッドに横になりながら
点滴をして手術まで待機。


書類等を書きながら、
来てくれたミッフィーと話をしていると





『18:30からになるそうですよ』
 

そう言われて、一気に不安に。









緊張だらけで
足も痙攣していました。




そんな不安な状態のまま呼ばれ

家族と別れ、手術室の中へ。




麻酔科医の先生やオペ看の方に挨拶をして、
本人確認をして・・・





ドラマで見る手術は、患者さんがいつもストレッチャーに乗せられて行くのに


私は手術室まで歩いていく。



急だったからなのか、
手術室まで近いからなのかわからないけれど

無機質な手術室までの静かな道のり。


緊張MAXでした。





手術室に着いたら、自分で手術台?ベッドなのかな?そこへ横になり

あれよこれよという間に、体の上に色々乗せられる。







ふと、

手術室で流れているB'zの曲が耳に入り




ドラマと同じで
手術って、曲を流してやるんだなぁ

と一瞬気が抜けるけれど



気持ちも追い付かないままに、
腕に麻酔薬?を打たれて
その場所が少し、ピリピリ痛くなる。




痛いことを看護師さんに伝えると



『麻酔を流したからピリピリしますよ~』
と言われ

口に被せたマスクからも麻酔が流れていたのかはわからないけれど




『深呼吸をしてください




いーちー





にーー





さ・・・』




で、一気に瞼が重くなる。



















ーーー何か夢を見ていたような気がするけれど、意識が浮上した時には


『教祖さーーーん』

の声と、
肩をたぶん叩かれていたかな??






そして、
一気に喉から呼吸器の管が抜かれる感触。






そこからは、
とにかく感じたことのないほどの吐き気。

身体の痙攣。

そして、腰の激痛。






先生が、
『終わりましたよ~』的なことをたぶん言っていたけれど



私の記憶にあるのは

『痙攣してる』

『気持ち悪い』

『腰が痛い』

とにかくこの3つのことで、
そのことばかり言っていたと思います。





たぶん父たちの前に来た時もそのことを言っていたんだけど


父が私の言葉を聞いて
『手術したばかりだから痛いんだ』と言っていたのを記憶していて


“したばかりじゃなくて、
とにかく腰が痛いんだよ!
相変わらず人の気持ちに鈍いんだからムカムカ

と、その時
イラッとしていたことを覚えています笑







そして、HCUのベッドに運ばれてからは

身体の体温が下がっていたために、
一気に全身がぶるぶる震え出して。




そして、やはり激しい吐き気。


激しい腰の痛み。






看護師さんが
吐き気止めの点滴?をしてくれたので

しばらくすると吐き気は落ち着いたのですが、
痛み止めをしても腰の痛みは少し楽になるだけで、腰が重くて痛い。






もうHCUの中も暗かったと思います。



痛みに苦しんでいると、
横を向いてもいいと言われ

やったー!と喜んで横を向くも




傷が傷んで
とてもじゃないけど横なんて向いていられない・・・。


身体が一切動かせないのに、
腰がすんごい激激激痛になったような痛みで

どうにか楽な体勢を探すも、
動けばそれだけで疲れてハァハァ


唸りながら、ベッドの手摺にしがみついて
夜明けを待ちます。




夜が明けるのが長くて長くて、
拷問かと思う程にツラかったです。






そんな苦しい時に思うのは
にーののこと。



元気かな?ご飯食べているかな?
吐いてないかな?



少しの間会えないから
私のこと、忘れられちゃうかな?



にーの愛してる。
(本当にその時思っていた笑)













そして

痛みを忘れるためにも
時間をとにかく忘れなければ・・・。








そうだ。

何か長い曲を頭の中で歌えばいいんだ!

と思い、
何故かそこで浮かんだのが






虎舞竜のロード笑





第何章とかあったよね?
長いじゃん!と咄嗟に思いつき


“ちょうど一年前に~ルンルン

と頭の中で歌い、気づく。











ロードは
最初の部分とサビしか知らなかった・・・チーン笑







それでも、うとうと眠りの中には
入っていったのかな。



夜が明け始めては

またうとうと。



そしてどうにか朝になったのです。








この時の時間の感覚が全くわからなくて

後日

手術が18:30~で、
何時に終わったのかとミッフィーに聞いたところ

手術は当初3時間くらい、もしくはそこまでかからないかもと言われていましたが

実際は4時間くらいかな?かかっていたらしいです。










本当に、長い1日でした。